予算書とにらめっこしています~パート1~

2010-02-25 02:02:11 | 東村山市の政治、議会
昨日、議会が始まりました。
新年度予算を決める議会です。分厚い予算所と毎日にらめっこしています。

今度の予算をどう見るか

●市税は市民のくらしのバロメーターです。
その収入は毎年毎年落ち込み、市民のくらしの困難さを物語っています。
市民一人当たりの税額は
 H20年度 13万5137円 100%
 H21年度 12万6119円  93・3%
 H22年度 11万5171円  85・2%
法人税一社当たりの税額は
 H20年度 29万3065円 100%
 H21年度 27万8998円  95・2%
 H22年度 19万7800円  67・5%

H20年度を100とした時の税収の割合は上のとおりです。
市民はこんなに所得が減っている中、必死に納税をしているのです。
このお金は市民の暮らしのために優先して使わなければダメでしょう。

●税収の落ち込みを、借金で賄う体質が定着し危険です。
この間、赤字債の発行を国に強制されてきました。
H22年度は、普通建設債の発行額よりも、財源対策の借金のほうが多くなりました。
新年度の赤字債は、
 臨時財政対策債 23億 100万円
 退職手当債    7億1300万円
この赤字債の発行額はH21年度より76・7%も増えているのです。

さらに問題なのは、お金がない、市税が落ちていると言いつつ、
不要不急の大型道路建設に1億1240万円の借金をすることです。
借金は子どもたちへのツケですから、
精査するべきです。

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