3.4.35号線の説明会から
今回は会場から出た質問と東京都の回答よりできる限り報告します。
◆道路計画について
①なぜ今この道路計画か?
答 3.3.8号線(府中街道バイパス)の整備に合わせて進めたい。「この地域に道路が通るよ」と住民に示すために説明をしている。
②久米川町5丁目は皆でコミュニティを作って来た。掘割で地域住民の感情も分断される。またこの道路に接続する細い道路は生活道路である(使い勝手が悪くなること困る)どうするのか?
答 公事道=市道230号線などは機能させる。(その他の道路との関係については)東村山市が考えると思う。 *=()内は言外のニュアンス
③いつ始まりいつ終わるのか
答 すぐに事業化するわけではない。H27年着工予定の3.3.8号線、3.4.11号線と歩調を合わせたい。
④買収費の算出根拠は
答 損失補償基準による。土地、建物の評価などで算定。戸別に説明する。
⑤人口は減ると言われている。若者は免許持たなくなっている。車の台数も減ると予測されているのになぜ道路が必要か?
答 都の人口は確かに頭打ち。しかし、国の交通量予測調査によればH42年までは微増となっている。この道路を整備すれば生活道路への流入を防ぐ。
⑥道路線内に入っている。何時まで今のところに住めるのか?家を建てて7年。子どもも転校を迫られる。追い出される人のこと考えられていない。
答 用地を買わせていただく人には心苦しい。すぐに買わせてほしいという訳ではない。時期が来ればじっくりと話をさせていただく。
⑥-2 府中街道野口橋交差点より北は私が小学生のころから話があった。しかし、未だに広がっていない。同じ状況になるのでは?住んでいる人は喜ばない計画である。自宅の改修も子どものための増築もできない。
答 S30年代に計画した道路。東京都・区・市が協力して来たが進まない。H27年には着工したいと考えている。
⑦東日本大震災で国のお金が大変と聞く。都も財政状況が良くないと聞く。途中でやめると言った時は東村山市の負担が出るのではないか?
答 震災で大変。しかし、お金を全部震災に使う訳ではない。都も支援と都の防災との二面で考えている。3.4.35号線は優先整備路線となっている。都市の活力を付けるためにも国に強く要請したい。途中であきらめることはしない。
⑧この地に40年住んでいる。市民には寝耳に水の話。何時から計画があるか。東村山市の対応は?
答 H18年に多摩の都市計画道路の整備方針の中で3.4.35号線を位置付けた。今回が初めての説明である。
市の答 飯能・所沢線の受け入れを都市計画マスタープランに計上し、都に要望してきた。都が決めたので、いち早く説明をしてもらっている。
⑨終点だけ広い、起点の3.4.11号線はどこにつながるのか?
答 東久留米市、西東京市を経て都心につながる
⑩CO2が府中街道は多い。新しい道路でもっと増える。事故も起きる。撤回するべき
答 事故もなく、スムーズに通行できるように策定した。CO2も渋滞が無くなれば大気汚染は緩和される事になっている。3.5mの歩道もできる。歩行者、自転車にも安心。