今日は男袴の復習です
8月の「舞踊と振袖の着付け専門講座」の第一日目夜の部。
お勉強されたのは、衣裳方上級の資格を持っている、美容師の S さんと、舞踊家の K さんです。
S さんは、衣裳方の男袴の復習にいらっしゃいました。
ひとつひとつの事を確認しながら、舞踊の袴を着付けていました。
来月は衣裳方の試験。課題に真剣に…
舞踊家の K さんの今日の課題は二つ。「後見結び」と「柳結び」です。
なぜかというと、来月は、衣裳方初級を受験する予定…。
細かい内容を点検しながら、試験準備に余念のない K さんでした。
なお、衣裳方には、筆記試験もあります。
K さん、がんばってください。
おさらいをして、受験前の対策をする K さん。(モデルは S さん。黒のTシャツは指導講師)
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舞踊・振袖・帯結びなどのコースが…
今日(8月5日)から、福岡市早良区の「ももち文化センター」で、「舞踊と振袖の着付け専門講座」が始まりました。
毎日、うだるような暑さの中でも、受講生の皆さまは、予定通り真剣に学んでいらっしゃいました。
今日の F さんの舞踊講座は、「日本舞踊の講義と江戸芸者の着付け」です。
その内容は、舞踊着付けの仕来りや、着付けの原理原則を理論的に学ぶための、市来塾長による講義です。
歌舞伎衣裳の写真などを示しながら、性別、身分、職業などで異なる着付けやカツラなどの決まりごとを学びました。
講義のあとの着付け技術の内容は、「江戸芸者・柳結び」です。
「裾引きの着付けに柳結び」は江戸芸者の定番。男勝りの粋な芸者の着付けです。
ふくよかタイプの振袖の着付け
今日の S さんの振袖の講座は、ふくよかな方の着付けでした。
帯も足りなくならないように、しかも豪華だと思ってもらえるような帯結びを作ることが大切です。
もともと、日常に着付けをしている S さんですから、呑み込みのいいこと。
最近は、いろんな場合を想定して、着付けと帯結びのバリエーションを広げていらっしゃいます。
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