きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

帯結び研修…真剣に学びました。

2015-08-24 17:11:07 | 着付け研修

帯結びの課題は「銀河」。
「全日本きもの文化研究協会」主催、8月の着付け技術研修は帯結び。
帯結びの名前は「銀河」。
難しいのは、タレのヒダの向きと取り方。
いつもの感覚を切りかえて結ぶのがポイントです。



参加者の三浦さんは、現在助教授取得者。
長年、協会の会員として学んできただけに、手慣れた手つきで結んでいました。
やっぱり、技術は「やり続けること」なんですね。





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帯結びのバランスは大切ですね。

2015-08-24 00:48:47 | 舞踊の着付け

数値的なバランスと空間のバランス
京都などへ行ったら、歴史のある寺社が多いし、さまざまな仏像にも出会えます。
私は、三十三間堂に行って、大好きな「婆藪仙人」に会い、向かいの京都国立博物館に立ち寄ってゆっくり見て回るのが好きです。
形のいい仏教建築や、しっかり重心のかかった仏像…「本当にバランスがいい」と思うのです。
奈良法隆寺の回廊をめぐるエンタシスの柱 などは、どれ一つ同じ太さのものはないのにバランスが取れています。



私たちの関わる舞踊の帯結びでも、町娘の初々しい帯結びや、芸者の粋な帯結びにもバランスは極めて大切。

左右称対称だからバランスがとれているとは限りません。むしろ少し崩した方がバランスが取れた粋な帯結びになったりします。

遊びの空間があると、奥行きが生まれてきます。

つまり、感覚的なバランスの方が表現の領域を広げる場合があるわけです。

バランスとは奥の深いものですね。





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