きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

腕は錆びる…かな?

2015-08-15 01:24:55 | 舞踊と振袖の着付け

基本を何よりも大切に、反復し、磨き続けないと腕は落ちる。
県内で、社会人ナンバーワンのバスケットチームがありました。
いつも練習を始めると、二時間のうち半分以上を基本練習に打ち込んでいたのを思い出します。
隣りのコートで、練習が始まるなり、すぐに試合を始めていた弱小チームとは、対照的でした。
どの世界でも基本を真剣に学ぶことが一番大切なんですね。

知り合いの看板屋さんがいました。
正月以外はお休みの日でも、自宅で筆をもって、一文字一文字、丁寧に書いていたのを思い出します。
聞くと、「いつも筆を持っていないと、腕が落ちる」…らしいのです。
だから、いつも筆を手放さないわけです。反復、反復。

きものの着付けでも、着付けを覚えたら、出来るだけきものを着ていかないと忘れてしまったりするものです。
先日、鹿児島の福元先生のブログ「小粋におごじょ」のなかの、「お稽古してくださーい」の中で、『いつもきものを着る大切さ…』が UP されています。

着付けを教える講師や、舞踊や振袖の着付けを専門にするプロは心したいものです。





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