お客さまの要望に応えるために…
美容室を経営する岩下先生は、礼装の着付けで、「きつけ塾いちき」の特訓に参加されました。
着付けでも、帯結びでも、経験を積み重ねるごとに、新たな発見の連続です。
おけいこの間隔が空いてくると、手が落ちて(技術が落ちて)しまいます。
技術は、体に染み付くまで、続けることが大事です。
お客さまのために、高度の技術を提供することが着付け師の使命でもあります。
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二人の娘にも、振袖を着せてあげたい
今日お越しいただいた、M さんは、小学生と中学生のお嬢さんのお母さま。
「着付けの経験もありますが、もう一度しっかり勉強したい。そして、いずれ二人の娘にも振袖を着せてあげたい」と入学なさいました。
今日は、腰紐の締め方と、腰紐の扱い方をお勉強しました。
これから、おけいこが始まりますが、私たちも、丁寧に指導させて頂きます。
よろしくお願い致します。
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弘法も筆を選ぶ。
腰紐といっても、その材質はさまざまです。
安価で手軽に手に入るものに、ポリエステルのものがあります。
これを腰紐に使うと危ない。
手馴れている人でも思うように締まらないし、締めても滑ってしまい、思うようになりません。
私たちが振袖や舞踊の着付けで使う腰紐は、綿やモスです。
そのほうが、ゆるみが出にくいからです。
つまり、弘法も筆を選ぶわけです。
腰紐は命綱。
しっかりした命綱…出来るだけ滑らない腰紐を選ぶようにいたしましょう。
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ベルトもいいが、腰紐もね!
現代の着付けに登場している「きものベルト」は大変便利です。
ゴムベルトが適当な遊びを作り、あまり締め付けることもなく、楽な着付けが実現します。
とくに自装の場合にその威力は発揮されます。
ところで、「きものの着付け」でも、相手に着せ付けるという分野があります。
着せ付けといっても、十二単をから浴衣までさまざまです。
この中で、「きつけ塾いちき」が現在専門にしている着せ付けは、「十二単・束帯など宮廷衣裳」、「歌舞伎衣裳や日本舞踊の衣裳」、「花嫁衣裳」、「振袖の衣裳」などです。
これらの衣裳を固定する方法は、ベルトで固定するのは無理があり、どうしても腰紐に頼らざるを得ません。
松竹衣裳の衣裳方で、新派の大御所・花柳章太郎先生付きで、初代・水谷八重子先生付きでもあった根津昌平氏の著書の中で、「腰紐の締め方を見るだけで着付けの力量がわかる」という意味のことが書かれています。
それほど腰紐は肝心要なのです。
衣裳が重たくなったりすると、まさに腰紐は命綱。
振袖でも、ちょっと裾を踏んだだけできものが崩れていきます。
さてどう締めていいものやら…
腰紐の材質は?、体のどこで締める?、どの程度の締め具合?、
私どもの着せ付けの教室では、腰紐の締め方を学ぶことだけに、2時間くらいはかけておけいこします。
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4年以上のお稽古を続けて…認定式のきものショーに参加!
2013年5月から、プロコースで学びはじめた田畑さん。
振袖着付けの資格も取得して、技術のレベルもあがってきました。
11月8日の「認定式のきものショー」着付けを担当することになり、おけいこに来られました。
彼女の住んでいるところは、新燃岳の麓、高原町。
「洗濯物が干せない」のはもちろん、生活に大きな支障が出てきています。
昨日も、鹿児島のお教室からの帰路、高原町を通りますが、道路は降灰で真っ白でした。
自然の力には抗し難く、脅威を感じます、
農作物などへの、大きな被害が出なければないいのですが。
そんな中で、1時間半かけて宮崎に来てお稽古している彼女の熱意を感じます。
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