きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

小学生の囲碁のプロが誕生!

2010-04-02 23:03:28 | いろんな取組み
小学生だけど囲碁のプロ
史上最年少棋士 藤沢里奈さん(11)

小学5年生の女の子が、プロの囲碁棋士になりました。

6歳で始めた
3回目の挑戦でプロ試験に合格しました。
「2敗していたから、今度もダメかと思っていました。でも最後には合格できた。小学生のうちにプロになりたかったから、うれしい」とはにかみます。
里菜さんのおじいさん秀行さんは名誉棋聖、お父さん・一就さんも八段の棋士です。棋士を目指したのは、おじいさんやお父さんの影響?
「いいえ、お兄ちゃんがネット碁(インターネットで対戦する囲碁)をやっているのを、6歳のときに見て、やりたくなりました」
囲碁は、黒と白の碁石を碁盤の上に交互に置いて、石で囲んだ領域の広さを競うゲームです。対戦することを「対局」といいます
プロ棋士になると、初段から始まり、成績がよければ段位が上がっていきます。タイトル戦などのプロの大会で優勝すると、棋聖・名人・本因坊などの称号がつきます。
「確実に自分の陣地を取る戦法が好き」という里菜さん。対局中は「勝ち負けじゃなく、どこに石を置こうかを考えて、いつも通りの自分でいるように心がけている」といいます。

囲碁の勉強は、普段1日6時間もします。囲碁の道場で、棋譜(打った石の順番を記録したもの)を見て石を並べたり、諸め碁(囲碁の問題)を解いたりします。

学校では、休み時間に友達とおしゃべりしたり、外で遊んだり。家ではテレビゲームをときどきします。
「学校と棋士の両立は大変だと思うけど、囲碁が大好きなので頑張りたいです」
夢の中にも碁が出てくるようで、「『あ~負けてる…』『詰め碁が解けない!』とか、しょっちゅう寝言を叫んでいます」と、お母さんのえり子さんがいいました。
6年生になる4月から、プロの生活が始まります。対局してみたい人は?と聞くと、女流タイトル三つすべてをとった「謝依曼(しぇいいみん)先生(五段)と対局してみたいです」。

「しんぶん赤旗」日曜版(2010年3月28日付)より


【藤沢里菜(初段)】
【謝 依旻(シェイ イミン・5段)】

謝依旻(シェイ・イミン)氏は一度「しんぶん赤旗」日曜版に登場した記憶があります。(2010年2月28日付)
シェイさんは、しんぶん赤旗の囲碁・将棋の神戸大会の指導碁にぜひ来てもらいたい人ですが、関東圏なのでちょっと無理でしょうね(#^.^#)