「意義ある訪米だった」 デニー沖縄知事が帰国
安倍政権が強行し続ける沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する県民の圧倒的な民意を、米政府・連邦議会関係者などに直接伝えるために訪米していた玉城デニー知事は20日、帰国し、沖縄に着きました。デニー知事は同日、今回の訪米について「大変意義がある」とするコメントを発表しました。
訪米は、在沖米軍などの配置の再検証を求める条文が盛り込まれる可能性のある国防権限法案の一本化が、同議会上下両院協議会で議論されている最中に実施されました。
コメントは、重要な時期に上院・下院議員等に、新基地建設の軟弱地盤の課題や工事の長期化などの問題点、建設の見直しを伝えたことの意義を改めて強調しています。
カリフォルニア州のスタンフォード大学で行われたデニー知事の講演については、沖縄の基地問題の現状を米国民側に当事者として考えてもらうことに加え、「やはり対話により互いの理解を深めていくことが、問題解決への重要なアプローチであることもお伝えできた」としています。
コメントでデニー知事は、今回の訪米で得た経験を「さらに今後の取り組みへ活(い)かしてまいりたい」と決意を表明しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年10月22日付掲載
沖縄県民の民意を無視して辺野古へ新基地の建設が進められている今、アメリカの議員と交流して大学で講演する、お互いに理解を深めていく。重要な取り組みです。
安倍政権が強行し続ける沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する県民の圧倒的な民意を、米政府・連邦議会関係者などに直接伝えるために訪米していた玉城デニー知事は20日、帰国し、沖縄に着きました。デニー知事は同日、今回の訪米について「大変意義がある」とするコメントを発表しました。
訪米は、在沖米軍などの配置の再検証を求める条文が盛り込まれる可能性のある国防権限法案の一本化が、同議会上下両院協議会で議論されている最中に実施されました。
コメントは、重要な時期に上院・下院議員等に、新基地建設の軟弱地盤の課題や工事の長期化などの問題点、建設の見直しを伝えたことの意義を改めて強調しています。
カリフォルニア州のスタンフォード大学で行われたデニー知事の講演については、沖縄の基地問題の現状を米国民側に当事者として考えてもらうことに加え、「やはり対話により互いの理解を深めていくことが、問題解決への重要なアプローチであることもお伝えできた」としています。
コメントでデニー知事は、今回の訪米で得た経験を「さらに今後の取り組みへ活(い)かしてまいりたい」と決意を表明しています。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年10月22日付掲載
沖縄県民の民意を無視して辺野古へ新基地の建設が進められている今、アメリカの議員と交流して大学で講演する、お互いに理解を深めていく。重要な取り組みです。