衆院近畿比例候補(兵庫8区重複) こむら潤さん わが共産党物語(下) 切実な市民の声 政策に
こむらさんは両親が党員で、幼いころからビラ配りを手伝ったり、選挙の出発式で和太鼓を披露したりと日本共産党に近い距離で生活していました。しかし、オール与党体制下の「日本共産党を除く」雰囲気に敏感に反応し、共産党から距離を置いて応援していました。
入党も地元の党員から何度も誘われていましたが、「PTA会長をやっているので政党にかかわりにくい」とずっと断ってきました。
憲法変えるな
転機になったのは、安倍晋三元首相が集団的自衛権行使容認を閣議決定したことです。「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)や全国ママの会などが反対し、全国的な運動に発展したものの強行され、「憲法を変えさせないためには、私もさらに一歩踏み込まないと」と決意。尼崎市選出の庄本悦子県議から「入党は自分の生き方を決めること」という一言にも後押しされ、入党しました。
17年に尼崎市議選に初当選。子育て中の母親で現役PTA会員として当事者の声をリアルに伝えることを意識し、議員活動にまい進しました。21年総選挙には近畿比例候補(兵庫8区重複)として、22年の参院選は兵庫選挙区候補として、それぞれ立候補しました。
元高校の非常勤講師であり、現在も高校生の子どもの親として、教育政策を実現させたいと話します。
「教室のエアコン設置はもっと国が進めるべきです。小中学校の普通教室はつきましたが特別教室はついていないところもあります。県立高校は交付税措置がなく県予算で設置するのでなかなか進みません」と話します。
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文科省の担当者に要請文を手渡すこむら候補=9月7日、国会内
教育を無償に
熱中症で搬送される児童・生徒が連日出る今日、エアコン本体だけでなく授業や部活動の時間を含めた電気代を含め、教育予算拡充が必要だと話します。子どもたちが家庭の経済的な問題で進路の幅を狭めるのではなく、学びたいことを学ぶために大学や專門学校など高等教育の無償化が必要だと訴えます。
今年9月には、日本民主青年同盟兵庫県委員会や党兵庫県議団とともに、学費無償化やエアコン設置の推進などを求め、文部科学省に要請しました。
共産党の候補者はみんなの思いを受け止める候補者だと確信するという、こむらさん。「日本共産党が掲げる給食費や子ども医療費無償化といった市民の声を反映させた政策は他党の候補者も無視できません。共産党候補がいると他党の候補者も意識し、公約に反映されます。アメリカ言いなり、大企業優先の政治のゆがみをぶれずに追及し、切実な市民の声を政策に反映させる日本共産党の躍進が必要です」と話します。
(西森知弘)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年9月29日付掲載
転機になったのは、安倍晋三元首相が集団的自衛権行使容認を閣議決定したこと。「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)や全国ママの会などが反対し、全国的な運動に発展したものの強行され、「憲法を変えさせないためには、私もさらに一歩踏み込まないと」と決意。尼崎市選出の庄本悦子県議から「入党は自分の生き方を決めること」という一言にも後押しされ、入党。
日本共産党が掲げる給食費や子ども医療費無償化といった市民の声を反映させた政策は他党の候補者も無視できません。アメリカ言いなり、大企業優先の政治のゆがみをぶれずに追及し、切実な市民の声を政策に反映させる日本共産党の躍進が必要です。
こむらさんは両親が党員で、幼いころからビラ配りを手伝ったり、選挙の出発式で和太鼓を披露したりと日本共産党に近い距離で生活していました。しかし、オール与党体制下の「日本共産党を除く」雰囲気に敏感に反応し、共産党から距離を置いて応援していました。
入党も地元の党員から何度も誘われていましたが、「PTA会長をやっているので政党にかかわりにくい」とずっと断ってきました。
憲法変えるな
転機になったのは、安倍晋三元首相が集団的自衛権行使容認を閣議決定したことです。「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)や全国ママの会などが反対し、全国的な運動に発展したものの強行され、「憲法を変えさせないためには、私もさらに一歩踏み込まないと」と決意。尼崎市選出の庄本悦子県議から「入党は自分の生き方を決めること」という一言にも後押しされ、入党しました。
17年に尼崎市議選に初当選。子育て中の母親で現役PTA会員として当事者の声をリアルに伝えることを意識し、議員活動にまい進しました。21年総選挙には近畿比例候補(兵庫8区重複)として、22年の参院選は兵庫選挙区候補として、それぞれ立候補しました。
元高校の非常勤講師であり、現在も高校生の子どもの親として、教育政策を実現させたいと話します。
「教室のエアコン設置はもっと国が進めるべきです。小中学校の普通教室はつきましたが特別教室はついていないところもあります。県立高校は交付税措置がなく県予算で設置するのでなかなか進みません」と話します。
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文科省の担当者に要請文を手渡すこむら候補=9月7日、国会内
教育を無償に
熱中症で搬送される児童・生徒が連日出る今日、エアコン本体だけでなく授業や部活動の時間を含めた電気代を含め、教育予算拡充が必要だと話します。子どもたちが家庭の経済的な問題で進路の幅を狭めるのではなく、学びたいことを学ぶために大学や專門学校など高等教育の無償化が必要だと訴えます。
今年9月には、日本民主青年同盟兵庫県委員会や党兵庫県議団とともに、学費無償化やエアコン設置の推進などを求め、文部科学省に要請しました。
共産党の候補者はみんなの思いを受け止める候補者だと確信するという、こむらさん。「日本共産党が掲げる給食費や子ども医療費無償化といった市民の声を反映させた政策は他党の候補者も無視できません。共産党候補がいると他党の候補者も意識し、公約に反映されます。アメリカ言いなり、大企業優先の政治のゆがみをぶれずに追及し、切実な市民の声を政策に反映させる日本共産党の躍進が必要です」と話します。
(西森知弘)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年9月29日付掲載
転機になったのは、安倍晋三元首相が集団的自衛権行使容認を閣議決定したこと。「自由と民主主義のための学生緊急行動」(SEALDs)や全国ママの会などが反対し、全国的な運動に発展したものの強行され、「憲法を変えさせないためには、私もさらに一歩踏み込まないと」と決意。尼崎市選出の庄本悦子県議から「入党は自分の生き方を決めること」という一言にも後押しされ、入党。
日本共産党が掲げる給食費や子ども医療費無償化といった市民の声を反映させた政策は他党の候補者も無視できません。アメリカ言いなり、大企業優先の政治のゆがみをぶれずに追及し、切実な市民の声を政策に反映させる日本共産党の躍進が必要です。