総選挙 民主が比例の候補者が足りなくなって、比例の議席が他党派に回る？ 共産党へも？

総選挙のマスコミ報道によりますと、民主の優勢ははっきりしています。
とりわけ、比例の近畿ブロックでは、民主の比例単独の立候補は８人のみ。
比例候補で小選挙区でも立候補している人がすべて当選したら、比例の候補者が足りなくなるってことも言われています。

民主が３２０議席以上っていうから、近畿の比例ブロック２９議席の６割をとるかと言えばそれは勘違い。
小選挙区のマジックで、比較第一党が当選するから６割以上獲得できるわけで、比例での得票は、３～４割台とみてよい。
つまり比例での獲得は９から多くて１３議席ぐらい。

【朝日新聞の８月２７日の報道】


共産党は７～１２議席。
かなり幅があります。
近畿では、１～３議席と言われています。
なんで、そんなに差があるの？　と思いますが、これもドント方式のマジックがあります。
共産党は、近畿で１６０万票の獲得で４議席をめざしています。兵庫県では３５万票で１議席分にあたると言われています。
１議席というのは投票率が大幅にあがって、３５万票×２＝７０万票獲得しても２議席に届かないという設定でしょう。
３議席というのは、ぎりぎり３５万票×３＝１０５万票獲得して、ぎりぎり３議席獲得という設定でしょう。
その差は、３５万票。１議席分で２議席の差になるという。
ドント方式のパラドックスです。

【ドント方式】

共産党に比例のおこぼれが回ってきて、瀬戸さんが当選する！？。
って電話がかかってきますが・・・。
ドント方式の次の順番に共産党が来ないといけないわけで・・・。

民主、自民、公明、共産の順番で、共産は６～７番目？
民主が比例の候補者が少なくて回ってこないとしても３～４番目？
つまり比例の３議席目がすくなくとも２５位で獲得していないとおこぼれは回ってこないということだ。
着実に、近畿で比例で１６０万票を獲得することでしか、近畿異例候補の４番目の瀬戸恵子さんを国会へおくることはできないということだ！