ジェンダーガイドライン ポイント② 性別により役割や職業を固定化しない
ジェンダーガイドラインのポイント②は「性別により役割や職業を固定化しない」です。
「男は仕事、女は家庭・育児・介護」という性別による役割分担の書き方になっていないか、ということです。
たとえば「イクメン」という言葉がはやりました。2007年ごろから育児雑誌などで取り上げられ、10年には流行語大賞トップテンにも選ばれました。
「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
「イクウーマン」という言葉も存在しません。育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声もよせられます。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
また男性ばかりの集まりに女性が加わると「雰囲気が華やかに、明るくなった」と書いたり、「女性ならではの温かい配慮」のように描かれたりします。しかし「華やか」「明るい」「温かい配慮」などは、性別とは関係がありません。それはそれぞれの個性です。
「女性だから」「男性だから」という書き方ではなく、個人を描くことを大切にしていきたいと考えています。(河邑哲也)
(毎週水曜日付、6回連載の予定です)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月11日付掲載
「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声も。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
「しんぶん赤旗」も、少しずつ自己改革していっています。
ジェンダーガイドラインのポイント②は「性別により役割や職業を固定化しない」です。
「男は仕事、女は家庭・育児・介護」という性別による役割分担の書き方になっていないか、ということです。
たとえば「イクメン」という言葉がはやりました。2007年ごろから育児雑誌などで取り上げられ、10年には流行語大賞トップテンにも選ばれました。
「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
「イクウーマン」という言葉も存在しません。育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声もよせられます。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
また男性ばかりの集まりに女性が加わると「雰囲気が華やかに、明るくなった」と書いたり、「女性ならではの温かい配慮」のように描かれたりします。しかし「華やか」「明るい」「温かい配慮」などは、性別とは関係がありません。それはそれぞれの個性です。
「女性だから」「男性だから」という書き方ではなく、個人を描くことを大切にしていきたいと考えています。(河邑哲也)
(毎週水曜日付、6回連載の予定です)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年1月11日付掲載
「しんぶん赤旗」でも「育児を積極的に行う男性」として「イクメン」という言葉を肯定的に使っていました。しかし育児をする男性を特別視することで、逆に「育児は女性がするもの」という固定観念を肯定するものになってしまわないか。
育児は夫婦が協力してするものだという立場で書いてほしいという声も。男性が家事や育児の「お手伝い」をするというような表現も使いません。
「しんぶん赤旗」も、少しずつ自己改革していっています。
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