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日本共産党兵庫県委員会で働いています。

日本共産党からアメリカ・オバマ大統領宛に、核廃絶問題にしぼっての書簡が送られました

2009-04-30 22:11:52 | 平和・憲法・歴史問題について
日本共産党からアメリカ・オバマ大統領宛に、核廃絶問題にしぼっての書簡が送られました

日本共産党の志位委員長は、4月28日、アメリカ・オバマ大統領に、核兵器廃絶問題にしぼっての書簡を送りました。

 オバマ大統領は、4月5日、プラハで、核兵器廃絶を世界に呼びかける演説を行いました。
 オバマ大統領の演説で、3つの点に注目しています。
1、アメリカが「核兵器のない世界」-核兵器廃絶を国家目標とする初めて明示したこと。
2、広島・長崎での核兵器使用が、人類的道義にかかわる問題であることを初めて表明し、その立場から核兵器廃絶にむけた責任について語っていること。
3、「核兵器のない世界」にむけて、世界の諸国民に協力をよびかけていること。

 そのうえで、オバマ大統領が、「おそらく私が生きているうちには無理だろう」と述べたことについて、明確に「同意するわけにはいきません」と書簡で訴えています。

 書簡の中心点は2点。
1、大統領が「核兵器のない世界」をめざすイニシアチブを発揮することは、これまでだれも取り組んだことのない前人未到の挑戦への最初の扉をひらくもの」とし、「大統領に、核兵器廃絶のための国際条約の締結をめざして国際交渉を開始することを強く要請」しています。
2、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議において、核保有国によって、核兵器廃絶への「明確な約束」が再確認されることを強く願っています。

 日本共産党は、日米関係について、現在の支配従属の関係を、対等・平等の関係にすることを基本路線としています。
 日本共産党とアメリカ政府との間は、在日米軍基地や自衛隊の海外派兵の問題で重大な相違が存在しているが、「核兵器廃絶」という人類的課題の一点にしぼって書簡を送っていることが重要だと思います。

 在日米軍基地や自衛隊の海外派兵の問題が決して「小異」だとは思いませんが、「小異を捨てて大道につく」ってことが言えると思います。

日本に、民主連合政府が誕生したあかつきには、アメリカと安保条約を廃棄して日米友好条約を結ぶ・・・。
その地ならしとも思える書簡です・・・。

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