2012年12月17日
モスクワ発
[ロシア独占禁止庁がスケトウダラ漁業者協会とその会員は有罪であると発表]
ロシア連邦独占禁止庁は、ロシア極東の53の漁業会社とロシアスケトウダラ漁業者協会については、ロシア排他的経済水域のスケトウダラの漁獲枠を不当に管理していたとされる中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)との提携においてカルテルの容疑があり、この調査を行った結果、26の漁業会社と業界団体は、有罪であると認められたと発表した。
ロシア漁業庁は、当初から“パシフィックアンデス”を含め、外国企業がロシア漁業会社の資本に不当に参加している証拠が発見された場合、ロシア海域における水棲生物資源の漁獲割当を否定する根拠になると指摘してきており、独占禁止庁の報告を受け、関係漁獲枠剥奪の準備に入ったとされる。
独占禁止庁は、スケトウダラ漁業者協会の議事録等から、Aシーズン、Bシーズンの漁獲調整、スケコ卵率の調整、およびスケコ、フィレ、ミール製品の供給体制について、協会と会員53社の内26社にかかるカルテルの証拠を発見したとしている。
なお、スケトウダラ漁業者協会は、独占禁止庁の指摘を否定しており、双方の見解が一致しない場合には、法廷での闘争になるだろうとしている。
モスクワ発
[ロシア独占禁止庁がスケトウダラ漁業者協会とその会員は有罪であると発表]
ロシア連邦独占禁止庁は、ロシア極東の53の漁業会社とロシアスケトウダラ漁業者協会については、ロシア排他的経済水域のスケトウダラの漁獲枠を不当に管理していたとされる中国企業“パシフィックアンデス”(PacificAndes International Holdings)との提携においてカルテルの容疑があり、この調査を行った結果、26の漁業会社と業界団体は、有罪であると認められたと発表した。
ロシア漁業庁は、当初から“パシフィックアンデス”を含め、外国企業がロシア漁業会社の資本に不当に参加している証拠が発見された場合、ロシア海域における水棲生物資源の漁獲割当を否定する根拠になると指摘してきており、独占禁止庁の報告を受け、関係漁獲枠剥奪の準備に入ったとされる。
独占禁止庁は、スケトウダラ漁業者協会の議事録等から、Aシーズン、Bシーズンの漁獲調整、スケコ卵率の調整、およびスケコ、フィレ、ミール製品の供給体制について、協会と会員53社の内26社にかかるカルテルの証拠を発見したとしている。
なお、スケトウダラ漁業者協会は、独占禁止庁の指摘を否定しており、双方の見解が一致しない場合には、法廷での闘争になるだろうとしている。