ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報146“EBISU”

2013-07-03 13:10:55 | 日記
2013年07月05日
サハリン発
[カニ密漁シェラレオーネFOC船“EBISU”の船長に罰金判決]
2013年6月下旬、ネヴェリスク市裁判所は、カニの密漁を行ったシェラレオーネFOC船“EBISU”の船長の審理を行い、刑法256条第3項(水棲生物資源の違法漁獲)に基づき、罰金10万ルーブルを科す、有罪判決を下した。
シェラレオーネFOC船“EBISU”は、2013年4月、クリリオン岬(西能登呂岬)の南西海域において、ロシアFSBサハリン国境警備局の検査を受けた。
船内から、違法に漁獲したケガニ630kg以上と専用漁具が発見され、“EBISU”は当局により拘束されていた。
(関連過去情報“EBISU”事件)
2013年04月03日 モスクワ発
[密漁密輸FOC船の拘束事件が相次ぐ]
ロシア国境警備当局は、色丹島南東、ロシア排他的経済水域において、違法に活ウニを12トン所持していたカンボジアFOC小型漁船“Атлантик”(アトランテイク)を拘束した。
“Атлантик”は、以前、やはり密漁を行い没収、処分(*報告担当者:競売された物件と推察)された経緯にある“Охотск”(オホーツク)と呼ばれた船だった。
この事件の2日後、当局は、タタール海峡において、ロシア人とウクライナ人が乗船する、3隻のFOC船を拘束した。
これらは、カンボジア籍の“MILD”“LUX”、そしてシエラレオーネ籍“EBISU”で、密漁したケガニ1.5トンや専用漁具が発見された。
(写真は“EBISU”。報告担当者が、2012年9月12日、稚内港にて撮影。)

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