ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアFOC/IUU取締情報155"Трим"

2013-10-16 16:06:55 | 日記
2013年10月16日
サハリン発
[サハリン国境警備局が択捉島周辺海域でカニ密漁カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、2013年10月10日、択捉島周辺ロシア排他的経済水域において、カニを密漁したカンボジアFOC船"Трим"(トリム)を拘束したと発表した。
当局は"Трим"を検査し、船内から違法に漁獲した活ズワイガニ(オピリオ)16トン以上を発見、これを拘束した。
なお、"Трим"の母港はプノンペンで、乗組員はロシア人で構成されていた。
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ロシアFOC/IUU取締情報154"Хонто Мару"(ほんと丸)

2013-10-16 15:06:02 | 日記
2013年10月15日
サハリン発
[カニ密漁カンボジアFOC船ほんと丸船長の刑事裁判が行われる]
今年2013年5月、オホーツク海ロシア排他的経済水域において、ズワイガニ(オピリオ)30トン以上、4万6,900個体を違法漁獲したカンボジアFOC船"Хонто Мару"(ほんと丸)のロシア人船長の刑事裁判が行われるとサハリンメディアが伝えた。
この裁判では、ロシア国家の天然資源へ損害を与えた罰金として、1,300万ルーブル以上の請求が見積もられている。

(関連過去情報 ほんと丸事件)

2013年06月05日 サハリン発
[2013年5月期サハリン管轄海域で8隻のカンボジアFOC船が拘束される]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、サハリン・クリール海域において水棲生物資源を違法漁獲した8隻のカンボジアFOC船を拘束し、100トン近いカニ製品を押収したと発表した。
最も大規模な事件は、*"Хонто Мару"(ほんと丸)で、30トン以上の違法漁獲されたズワイガニ(オピリオ)を所持していた。
また"Гефесте"(ゲフェステ)は23トン以上、"Ирисе"(イリセ)は16トン、同様にタラバガニとアブラガニを所持していた。
この2013年5月期の当局の取締活動により6,400万ルーブル相当の国家への損害が防がれた。

*Name of the ship  HONTO MARU
IMO number 8728127
Type of ship  FISHING VESSEL
MMSI 514838000
Gross tonnage 130 tons
Year of build 1984
Builder  KIDOURA SHIPBUILDING - KESENNUMA, JAPAN
Last known flag  CAMBODIA
Former names
ALTAIL until 2011 Jul
YAHATA MARU NO.38 until 2004 Jan

2011年11月02日 サハリン発
[サハリン国境警備局が2隻のカンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSBサハリン国境警備局は日本当局との情報交換により、10月25日と同月30日、2隻のカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
これらはロシア排他的経済水域内で発見され、両船ともサハリン国境警備局の呼び出しに応じず、危険な航行を行い、日本の海域へ逃走を試みた。
この2隻のカンボジアFOC船の船名は“HONTO MARU”と“GINGA”で、当局の追跡を受け、日本の排他的経済水域で停船し検査を受け入れた。
“HONTO MARU”は違法に16トン以上の活カニ等を所持していたが、当局が、それらを生息地へ海中還元し、天然資源への損害1,350万ルーブル相当を未然に防いだ。
当局は“HONTO MARU”と“GINGAを拘束し、更に詳しい調査を行うこととした。
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