2017年08月03日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[韓国イカ漁業 トロール漁船と釣り漁船が違法共助操業]
韓国イカ近海漁業において、トロール漁船と釣り漁船の違法共助操業が行われ、当局により36名が摘発された。
韓国KBSが伝えた。
(以下KBSのアンカーとリポーターのやりとり)
<アンカー>
漁船同士が組みイカを独占する共助操業をした漁業従事者、大量の36名が摘発されました。
<レポーター>
停泊した漁船に海洋警察が乗り込みました。
<録音> 「水産資源管理法違反操業(疑い)で家宅捜索をするんです。」
トロール漁船と釣り漁船が互いに組んで「共助操業」をした後、一方が金を払い、一方がそれを受けたのが確認されています。
共助操業は、釣り漁船が集魚灯でイカを集め、トロール漁船が網を引いて行われました。
このようにトロール漁船が2015年8月から355回にわたって獲ったイカは、2千100トン、約63億ウォンに達します。
釣り漁船20隻が集魚灯でイカを集め、対価として11億ウォンを受け取りました。
これらの取締を避けるために、主に親戚の通帳を利用したり、現金取引をしたことも分かりました。
<インタビュー>
キム・ヨングォン(東海海洋警察署捜査係長):「(トロール漁船が)釣り漁船の集魚灯設備を交換したり、超過漁獲することを事前に約束したことが確認されており...」
海洋警察はトロール漁船の船長54歳チェ某氏など漁業従事者36名を書類送検し、捜査を拡大する計画です。