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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

韓国政府 放射能汚染スケトウダラ でたらめな知識を広報

2017-08-17 16:25:00 | 日記

2017年08月17日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[韓国政府 放射能汚染スケトウダラ でたらめな知識を広報]
韓国政府が崇める脱原発政策主張者、東国大学医学部教授(微生物学)キム・イクジュンは、福島原発事故後、1200回を超える講演やメディアのインタビューなどで、日本産のスケトウダラ・マダラ・サバは、今後300年間食べてはならないと述べてきた人物である。
韓国政府が、教授キム・イクジュンの主張に乗り、でたらめな知識を広報していると、朝鮮日報紙(WEB)が批判、国内外の研究論文や政府の報告書などを読んでみると、スケトウダラよりキム・イクジュンの講義がより危険であることが分かったとリポートした。
特に、「福島事故後の日本で、通常よりも60万人が死亡した。放射能に少しでも汚染されると、危険である。」という内容はでたらめだ。
1998年から始まった放射能汚染の実態政府調査を見ると、韓国国内で流通されている農・水・畜産物には、地球が誕生したときから存在したカリウムのような自然放射性物質が含まれている。
過去の核兵器実験や原発事故などで大陸と海洋に広がったセシウムも一部外国産・国内産の食品にカリウムの数十分-数千分の1の水準で含まれている。
自然であれ、人工的であれ、放射性物質が健康に及ぼす影響は、被曝量に比例する。
キム・イクジュンの論理どおりなら、世の中には食べ物がなくなる。
セシウムなどの人工放射性物質の韓国国内食品基準値は、米国(1000㏃)、欧州(1250㏃)よりもはるかに高い1㎏当たり100㏃である。
しかし、この基準値をいっぱい満たしたスケトウダラ・マダラ・サバを13㎏(国民年間摂取量)食べてもソウル・ニューヨーク間を飛行機を一度乗って行く間の自然放射線の6分の1、胃X線1回の撮影の35分の1 、CTスキャンの406分の1にしかならない。
さらに、いくつかの国産・外国産の食品に入ったセシウムは、この基準値をはるかに下回る水準である。
先月2017年7月、朝鮮日報は、キム・イクジュンの問題点を3回報道した。
すると、キム・イクジュンは、メディアのインタビューなどで、「朝鮮日報の報道は不合理で、悪意を持っている。反論の機会もなかった。くやしい。」と語った。
キム・イクジュンに反論の機会を与えるために電話したら、今度は「インタビューはいらない」と電話を切った。
テキストメッセージにも応答がない。
このようなキム・イクジュンを韓国政府は「脱原発伝道師」として崇める。
今年2017年6月の国政企画諮問委員会が、エネルギー関連の政府業務報告の席にキム・イクジュンを同席させたのに続いて、政府の政策を推進する文化体育観光部所属韓国政策放送は最近、続けて10-15分ずつ単独出演させ、新古里5・6号機の停止と、関連公論化委員会の役割と課題などを説かせた。
環境部も最近、キム・イクジュンを“環境にやさしいエネルギー転換諮問委員会”のメンバーに入れた。
この諮問委員会は、「脱原発政策を推進せよ」という青瓦台の指導を受けて作ったという。
微生物学専攻教授が、原発と再生可能エネルギーの紛争管理の専門家までエンジョイしているのだ。
(朝鮮日報)
発行部数も約230万部と韓国最大であり、調査を始めた1989年以降2009年現在まで韓国で一番の購読率である。
編集性向は保守的・右翼であり、韓国の新聞の中でも強硬派に属する。金泳三政権までは政府に好意的な記事が多かったが、金大中政権・盧武鉉政権時代は政府に批判的な言論が増えた。そのため、右派保守層、既得権層、財閥、民族主義派からは支持を得ているが、左派、労働組合からは批判を受けている。

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