
2017年09月11日
モスクワ発
[ロシア国際漁業フォーラムが開催される]
2017年9月14日、同15日の両日、サンクトペテルブルグにおいて、世界の水産市場の主な動向、国際貿易と経済関係の拡大、そして科学技術協力等について議論するため、ロシア国際漁業フォーラム”МЕЖДУНАРОДНЫЙ РЫБОПРОМЫШЛЕННЫЙ ФОРУМ”(メジドゥナロドヌイ・ルイボァプロムシレヌイ・フォルム)が開催される。
フォーラムには50ケ国以上の代表者が参加する。
1日目の同年9月14日には、”世界の海洋における漁業の展望 協力か競争か”をテーマに全体会議が開催され、ロシア農業大臣トカチョフ、ノルウエー農業大臣サンドベルグ、モロッコ農林水産大臣アカハッシュ、チリ国家水産養殖事務局長マトゥラーナ、大日本水産会白須会長らが参加する。
2日目の同年9月15日には、”ロシア漁業発展の新たな戦略”が話し合われ、ロシア副首相ドヴォルコヴィッチ、 ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフ、サハリン州知事コジェミヤコ、ロシア漁業庁副長官サフチュウク、 ロシア漁業庁副長官ソコロフ、全ロシア漁業者水産物輸出者協会会長ズベレフほかが参加する。
また、このほか、フォーラムでは、7つのパネルセッションも行われる。
①沿岸魚類処理施設:プロジェクトから導入まで、②水産養殖:高リスク投資から安定成長へ、③水棲生物資源の生物学的リスク管理と脅威、④漁業のグローバル化 トレンド・リスク・機会、⑤将来の漁業船団、⑥漁業認証制度、⑦水産業における食品ロスへの対処 アプローチと実践をテーマにそれぞれ話し合いが行われる。
(*報告担当者 原口聖二:フォーラムには報告担当者も参加を予定しています。)