ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

サハリン科学研究機関 北海道沿岸沖合往来シロザケ資源の遺伝研究を本格的に開始

2023-06-01 13:10:46 | 日記

 

2023年06月01日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[サハリン科学研究機関 北海道沿岸沖合往来シロザケ資源の遺伝研究を本格的に開始]

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、北海道に隣接して資源が往来し、サハリンとクリール諸島に来遊するシロザケの遺伝に関する研究を本格的に開始する。

今年2023年、この研究の第1段階として親子関係、集団遺伝、連鎖等の判別に有用なマイクロサテライトマーカーを用いた解析に取り組むことになる。

また、もう一つの重要な作業は、PCR 法を使用してフルンクローシス(せっそう病)を引き起こすエロモナス・サルモニシダの病因物質を特定するための試験となっている。

同研究所支部が発表した。

 

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イヴェント“ロシア小売週間”ロシアスケトウダラ漁業者協会 国内市場プロモーション活動強化開始

2023-06-01 02:44:27 | 日記

 

2023年05月31日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[イヴェント“ロシア小売週間”ロシアスケトウダラ漁業者協会 国内市場プロモーション活動強化開始]

ロシアスケトウダラ漁業者協会は、国内市場向けの製品消費拡大プロモーション活動の強化を開始すると発表した。

スケトウダラ漁業者協会会長ブグラクは、スケトウダラが天然魚であることを前面に打ち出し、この3年間で国内市場への製品の供給量を倍増させる目標を明らかにした。

イヴェント“ロシア小売週間”の枠組みの中で行われた“ロシア食品の買物バスケットにおける魚介類の位置づけ:問題と解決策”というセッションで、ブグラクはスケトウダラ製品の消費拡大に関する講演を行った。

昨年2022年の国内市場へのスケトウダラの製品供給量は18万3,000トンに達したが、わずか5年前には、この1/3だった。

現在、スケトウダラ製品はロシア水産物製品市場において数量で6%、金額で4%を占めている。

ブグラクは、今後3年間で、スケトウダラの消費量を2倍にして、30万トンから35万トンにすることを目標として掲げ、この実現には、消費する人の数とその喫食頻度の両方を増やす必要があると指摘、一部の消費者がスケトウダラを時代遅れで高級感のない安価な魚として否定的な感覚を抱いているという事実が、この課題を複雑にしていると言及し、一方で、スケトウダラが主要な消費者のトレンドに完全に適合していると加え、これは、健康的なライフスタイルと適切な栄養、手軽で、様々な料理に向いており、しかも手頃な価格であることだと語った。

これらの情報を消費者に伝えるために、ロシアスケトウダラ漁業者協会は、極東地方のスケトウダラをブランド化するプログラムとして、今年2023年のプロモーション活動の第1段階では、レシピやビデオなどのスケトウダラに関する情報コンテンツの作成、サイトの立ち上げ、ソーシャルネットワーク、インフルエンサーの誘致に重点を置く予定だとしている。

また、来年2024年の第2段階では、小売業者、加工業者、公共給食業者との共同プロジェクト、イヴェントへの参加などの計画もあるとしている。

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カムチャツカ地方“投資クオータ”アクセスの漁業・水産加工企業 債権者ズベルバンク破産申し立て

2023-06-01 01:53:32 | 日記

 

2023年06月01日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[カムチャツカ地方“投資クオータ”アクセスの漁業・水産加工企業 債権者ズベルバンク破産申し立て]

カムチャツカ地方仲裁裁判所は、ロシアの“投資クオータ”にアクセスしたカムチャツカ地方の漁業・水産加工業大手“ソクラ”(Сокра)社に対する、債権者としてのロシア貯蓄銀行“ズベルバンク”(Сбербанк)による破産申し立てを受理した。

同行が2021年に“ソクラ”社に38億ルーブルの融資を行ったと伝えられており、10億ルーブルを超える債権がリストされている。

“ソクラ”社には9隻の漁船が所属、今年2023年、スケトウダラ6,000トン、カレイ類3,900トン、そしてマダラ1,000トンの漁獲割当配分を受けていた。

陸上加工場では、年間1万5,000トンのサケマス、魚卵等の製品を生産してきた。

元漁業庁副長官で現ロシア水産物加工流通協会常務理事アレクサンドル・ファミンは、“投資クオータ”に付帯した義務としての漁船建造と陸上加工場建設に対する過度の投資を経営悪化の要因として指摘している。

“ソクラ”社の漁船建造プロジェクト3隻の内、2隻は着工中、1隻は進水していないが、いずれも資金は数ケ月前に停止されている。

なお、“ソクラ”社が倒産し、資源利用契約が終了した場合、水棲生物資源の漁獲権利は、オークションに上場されることになる。

 

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ロシア漁業最大手 大型トロール追加投入 試験操業終え本格稼働へ  日刊水産経済新聞

2023-06-01 00:45:48 | 日記

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