ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

BREAKING ロシア極東海域カニ投資目的(オークション第1弾/第2弾)漁獲割当企業別配分  リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2023-10-20 16:34:41 | 日記

 

2023年10月20日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア極東海域カニ投資目的(オークション第1弾/第2弾)漁獲割当企業別配分]

ロシア極東海域のカニ漁獲割当オークション第2弾が、2023年10月16日から同18日までの3日間実施され、これが完了した。

上場されたのは、当該オークション第1弾の残りTAC50%の内、48%以内、向こう15年間のカニ漁獲割当27ロットとなった。

この2019年の第1弾、今回の第2弾の結果に基づき、ロシア極東海域のカニの投資目的漁獲割当を確保したのは、別表のとおり10数社となった。

また、最大の保有者となったのは、“ルスキー・クラブ”(Русский краб)で24.1%を得たが、独占禁止法による支配基準の35%を下回っている。

オークションの実施による行き過ぎた“寡占化”の懸念は、登記上、払拭された形となる。

なお、北部地方海域のみで操業を行ってきた”北西漁業コンソーシアムSZRK”(Северо-Западный Рыбопромышленный Консорциум”СЗРК”)と“カラン”(Калан)が新たに極東海域での操業権利を受け取ることとなった。

 

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2023年漁期 善戦と評価される北海道のシロザケ増殖事業  週刊水産新聞抜粋添付

2023-10-20 14:42:55 | 日記

2023年10月20日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[2023年漁期 善戦と評価される北海道のシロザケ増殖事業]

近年、北海道に隣接するサハリン州では太平洋サケマス増殖事業において10億尾内外の稚魚放流を実施しており、昨年2022年、初めてシロザケのみで10億粒を超える採卵が行われていて、その内容を問わなければ、数量的に、双方は、ほぼ、同等の増殖事業を展開していることになる。

今年2023年漁期、北海道のシロザケ操業は、科学研究機関の漁獲予想に対し実績が約5割の大幅な遅れで推移しているが、一方で、北海道より操業開始が早いサハリン州沿岸のシロザケ漁獲量は、報告日の同年10月15日までに3万1,450トン(対予想比85%)で、これに対し北海道沿岸は、4万2,200トンとなり、資源の北偏傾向が続いている中、サハリン州と比較した時、北海道の資源来遊率が高かく、増殖事業成功度が優位な成績と評価される。

(2023年10月16日 週刊水産新聞抜粋添付)

 

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