ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

“ロシア漁業会社” 5隻目の新造スーパートロール漁船の国旗掲揚式が行われる ”カピタン・マルティノフ“(Капитан Мартынов)

2024-03-04 15:47:48 | 日記

 

2024年03月04日
リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[“ロシア漁業会社” 5隻目の新造スーパートロール漁船の国旗掲揚式が行われる]
2024年3月1日、ロシア漁業最大手”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ “(Русская рыбопромышленная компания「ロシア漁業会社」)新造スーパートロールのシリーズ船5隻目となる”カピタン・マルティノフ“(Капитан Мартынов)の国旗掲揚式が行われた。
”カピタン・マルティノフ“の各種テストは、既に2024年1月に開始されている。
「ロシア漁業会社」は、2021年にスーパートロールのモデル船としてトルコ造船所で“ウラヂミル・リマノフ”(Владимир Лиманов)を建造、その後、同デザインをもって“投資クオータ”を利用し国内造船所で、既に“カピタン・ヴドヴィチェンコ”(Капитан Вдовиченко)、“メカニック・マスラク”(Механик Маслак)、“メカニック・シゾフ”(Механик Сизов)を建造している。
同社は“ウラジミル・リマノフ”と同タイプのシリーズのスーパートロール船を、更に“投資クオータ”を利用して10隻揃える計画をしている。
6隻目の“カピタン・ユナク”(Капитана Юнак)と7隻目の“メカニック・シェルバコフ” (Механик Щербаков)も既に着工済となっている。
このシリーズ船“BMRT”タイプ・プロジェトST-192(БМРТ пр.СТ-192)は全長108mで、年間6万トンの漁獲能力を有し、船内で1万5,000トン以上のスケトウダラのフィレ、ミンス、すり身を生産、残滓はミールとオイルに完全に処理され、漁獲物の最大100%を付加価値製品化することを可能にするプラントが設置される。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする