ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

サケ・マス代替 2年目操業計画 大枠維持 公海サンマ東側へ漁場拡大 北海道新聞

2017-03-07 06:23:31 | 日記

2017年03月07日
北海道新聞
[サケ・マス代替 2年目操業計画 大枠維持 公海サンマ東側へ漁場拡大]
昨年禁止されたロシア200カイリ内の サケ・マス流し網漁 の代替漁業で、中型船による公海サンマと、小型船による道東沖サバ・イワシの2017年5~7月の試験操業計画が6日、明らかになった。全3魚種で計画を下回った初年度の漁獲量や漁獲金額など大枠の目標を踏襲した。操業海域では、公海サンマの漁場を東側に広げることにした。
公海サンマ漁は、中型船11隻が指導船2隻とともに洋上でロシア船に漁獲物を売ったり、冷凍してロシアなどに輸出したりする。航海数を3回から2回とし、コストの削減を図る。資源量が比較的大きい東側の海域を新たに利用することにした。初年度と同様、漁獲物を日本の市場に流通させない取り決めとした。
根室市や釧路管内厚岸町などの小型船19隻はサバやイワシを漁獲する。
大半の船が漁具をサバやイワシに合った専用の棒受け網に変更し、漁獲向上を目指す。
専門家でつくる中央協議会が2月27日、東京都内で開かれ、道東の漁協などがまとめた計画案が認定された。国が今後、実施計画を承認する。
協議会では、収益性改善の点から代替漁業で漁獲した魚の国内流通を求める声も出たが、全国さんま棒受網漁業協同組合の八木田和浩組合長(日高管内様似町)は「資源や価格への影響を考え、国内流通には慎重になるべきだ」と話した。

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カムチャツカ業界 サケマス刺し網禁止をヴァルペに要求

2017-03-06 13:29:15 | 日記

2017年03月06日
カムチャツカ発
[カムチャツカ業界 サケマス刺し網禁止をヴァルペに要請]
全ロシア漁業者水産物輸出者協会ヴァルペ(ВАРПЭ)会長ズベレフは、かチムャツカ地方へ出張し、2017年3月3日、同地方の水産業界の幹部会合に出席した。
この中で、カムチャツカ漁業者連合(СРПК)代表ティモシェンコは、太平洋サケマス漁業における刺し網操業の禁止の必要性を指摘した。
今月2017年2月中旬には、カムチャツカ地方議会議員グラナトフ・ロマン(Гранатов Роман:統一ロシア)が、太平洋サケマスの資源保護のため、当該漁業にかかる刺し網の停止措置を提案し、同議会において首相メドヴェージェフへのアッピールが採択された経緯にある。
なお、同会合ではこのほか、“投資クオータ”への対応等が話し合われた。
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韓国が南クリールにフィッシュミール工場建設を提案 沿海地方にスケトウダラ処理工場

2017-03-04 12:57:10 | 日記


2017年03月02日
モスクワ発
[韓国が南クリールにフィッシュミール工場建設を提案 沿海地方にスケトウダラ処理工場]
ロシア漁業庁は、2017年3月2日、ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフが韓国特命全権大使Пак Ро Бёк(パク・ロビョク)とモスクワで会談し、極東地方への漁業インフラ投資プロジェクトについて協議したと発表した。
この中で韓国側は南クリールへフィッシュミール工場、また、沿海地方にスケトウダラ処理工場を建設するプロジェクトに関心がある旨を表明したと明らかにした。
双方は、今年2017年4月に開催予定されている第26回ロ韓漁業委員会の枠組みの中で、実現に向けたより具体的な協議を行うことに合意した。

(関連過去情報)

2015年11月20日 韓国発
[第25回韓ロ漁業委員会が妥結]
来年2016年のロシア水域内スケトウダラ漁獲割当が2万トンにとどまった。
韓国海洋水産部は2015年11月16日からソウルで開かれた第25回韓ロ漁業委員会で、韓国遠洋漁船が来年2016年にロシアの排他的経済水域(EEZ)で漁獲できる割当交渉が妥結されたと同19日明らかにした。
今回確保された漁獲割当はスケトウダラ2万500トン、マダラ3,750トン、サンマ7,500トン、イカ3,500トンなど計3万6,000トンとなった。
スケトウダラは来年2016年6月、ロシア極東地域への投資実現可能性調査が完了した段階で、9,500トンの追加漁獲割当を協議することにした。
また、サンマについても外交ルートを通じて追加割当を協議することにした。
しかし、ロシア水域への依存度が高いスケトウダラは、今年4月の交渉で配当量が昨年より48.8%(1万9500トン)削減されたのに続き、来年度の漁獲割当も、今年のレベルで凍結された。
スケトウダラの漁獲割当は、2009年から昨年2014年まではずっと4万トンレベルを維持してきた。
ロシアは今年4月の交渉で、2008年結んだIUU漁業(密漁密輸)防止協定の実効ある対応と、韓国のロシア極東地域の水産インフラへの投資が不十分であることを理由に漁獲割当が削減された。
また、全体の漁獲割当も2年連続で削減された。
2014年の総漁獲割当は5万9,000トンだった。
今年2015年、3万8,000トンで36.6%減少したのに続いて、来年2016年も5.2%減少した。
入漁料は、今年2015年と同じレベルに決定した。
スケトウダラはトン当たり370ドル、マダラ385ドル、サンマ106ドル、イカ103ドル、ニシン110ドル等である。
操業条件は、業界の要望どおりにスケトウダラとマタラの操業期間を12月末まで確保することができた。
サンマ操業では、ロシア人オブザーバーが操業に支障がないよう対応を求めた。
中国漁船による操業妨害に対しては、ロシア側と根絶に全力を尽すことで合意した。
来年、ロシア水域で操業予定の韓国遠洋漁船はスケトウダラ操業船4隻をはじめマダラ2隻、サンマ13隻、イカ50隻など、計69隻となる。
なお、今回の交渉で海洋水産部は、ロシア側に国連食糧農業機関(FAO)、世界水産大学韓国誘致の必要性を説明しており、ロシアは積極的な協力を約束した。
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再稼働の“アストロブノイ”500万缶以上を生産 

2017-03-02 12:47:04 | 日記

2017年03月02日
モスクワ発
[再稼働の“アストロブノイ”500万缶以上を生産]
昨年2016年春、経営破綻し操業継続が危ぶまれていた色丹島漁業コンビナート“Островной”(アストロブノイ)が同年9月、サンマ処理を再開、これまでに500万缶以上の缶詰を生産して市場への出荷が始まっている。
昨年、ウラヂオストクで開催された東方経済フォーラムで、経営支援のため新たな投資家”Курильский универсальный комплекс”(クリリスキー・ユニヴァサリヌイ・コンプレクス代表アレクサンドル・カン*1 Александр Кан)を加える覚書を、サハリン州政府とロシア漁業庁が調印、再構築事業には、“Интеррыбфлот”(インテルルイブフロート代表ミハイル・ザイツエフ*2Михаил Зайцев)が参加している。
アストロブノイの新たな代表ミハイル・ザイツエフは、現在、ノルウエーとアラスカの最も近代的な機器メーカと協力して生産にあたっており、イワシ資源の受け入れの準備も完了しつつあると語った。
(*報告担当者 原口聖二:アレクサンドル・カン*1は、ネヴェリスクの合弁企業“Вакканай”ワッカナイを振出に極東の“カニ王”と呼ばれるまでになったアレッグ・カンОлег Канの実子とされている。なお、ミハイル・ザイツエフ*2は、ロシア延縄漁業者協会の会長でもある。)





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ロシアFOC/IUU取締情報255

2017-03-01 11:05:23 | 日記
ロシアFOC/IUU取締情報255
2017年02月・・日
・・・・・・・・・発
[カニ違法所持・・・・・・・・・・船船長に・・・・・・・・・・の罰金]
・・・・・・・・・・・・裁判所は、カニ違法を所持していた、・・・・・・・・・・・・船船長に・・・・・・・・・・・・万ルーブルの罰金を科す判決を下した。
2016年・・月・・日、ロシアFSB・・・・・・・・・・国境警備局所属警備艇“・・・・・・・・・・・”は、・・・・・・・・・水域に接続する・・・・・・・・・・海南部ロシア排他的経済水域において不審船を発見した。
当局はこの不審船を呼び出したが、これに応じず、検査活動を回避する行動をとったため、危険を伴う手段も使い停船をさせた。
検査の結果、この不審船は船名“・・・・・・・・・・・”、・・・・・・・・・・・FOC船とわかり、船内から違法に所持していた・・・・・・・・・・・製品約・・・・・・・・・・トン等が発見された。
なお、“・・・・・・・・・・・・”の乗組員はロシア人・・名、・・・・・・・・・・・人・・名、計・・名で構成されていた。

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