2018年08月14日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ノルウェー漁業大臣Per Sandberg辞任 官邸に無通報でスパイ国イラン訪問]
2018年8月13日、ノルウェー漁業大臣Per Sandbergが、首相官邸に通報なしで、イラン生まれのガールフレンドと過ごすため、同年7月イランへ渡航したことで辞任した。
ガーディアン紙(WEB)は、スパイ行為をする可能性が高い国であるイランへの通報義務に反した渡航について、ノルウェーの安全保障を脅かしたと指摘している。
首相Erna Solbergは、辞任は正しい決定であり、Per Sandbergは、国家の安全保障に関する常識的行動をとっていないと言及した。
2018年08月14日
産経新聞
[ノルウェー水産相辞任 ガールフレンドと過ごすため報告なしにイランで休暇]
ノルウェーのサンドバルグ水産相が13日、イラン生まれのガールフレンドと過ごすため、政府への報告なしに先月イランに渡航し、政府支給の携帯電話を持って行ったことを認め、辞任した。ロイター通信などが伝えた。
閣僚は休暇中の滞在先を首相府に通告する義務があり、政府支給の携帯電話はノルウェーと治安協力関係がない国での使用が禁じられているという。
地元メディアなどによると、女性は28歳で以前ミスイランになったことがあり、16歳の時にノルウェーに渡り、3度亡命申請をしたが却下された。現在はノルウェーの居住権を持ち、水産物を含む両国の貿易に関する事業をしている。
サンドバルグ氏は、ソールバルグ首相率いる保守党主導の少数連立政権に加わる右派進歩党の幹部で、移民流入に厳しい姿勢で知られていた。