名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の輪かんじき

2009年11月04日 | セカンドルーム

 

今朝の冷え込みは強く、散歩へ出かける時の気温はマイナス3℃で、雪が解けた田畑は霜で真っ白になっていた。


田んぼには氷が張り、霜柱で土が盛り上がっていた。


軒の氷柱は朝日でキラキラ輝いていた。
朝起きる時間は少しずつ遅くなって、今は東の山から太陽が顔を出す7時前後である。
顔を洗ってすぐに、犬を連れて散歩に出かけるが、まだ服装は半袖の肌着にスポーツウェアと薄手のフリースをはおるだけである。
風があると少し寒いし手もかじかむが、雪山に備えて鍛えておこうと、やせ我慢をしている。
最近は装備でカバーすることが多くなり、薄着で通すとかコートは着ないとかの無理はしなくなった。
先日も超軽量のダウンの中間着を買ってきた。
丸めると缶ビールほどの大きさになり、携帯にも便利な優れものだが、まだそれを試すほどの寒さにはなっていない。

 
昨日は「飛騨にゅうかわ宿儺まつり」のバザーで、昔から猟師やきこりが雪山で作業をするときに履く「輪かんじき」を買ってきた。
地元の人が作るかんじきは、クロモジの枝や麻紐、堅木の爪など自然素材を使っているので、軽くて足にもよく馴染む。
雪が深くて傾斜のきつい山は、小回りが利いて歩き易い輪かんじきを使い、雪面が凍結していたり、重い荷物を担ぐときはスノーシューを履いて雪山を楽しんでいる。
わらじと同じで耐久性には欠けるが、消耗して土に帰る道具は、温かみがあり安心して使える。
ダウンも輪かんじきも帰雲山で失くしてしまったので、やっと雪山シーズンを前に揃えることが出来た。
高い山がお化粧をし始めると、いつものことながら身支度を整えて会い行きたくなる。

コメント (4)
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