名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

狩猟期の野生動物

2009年11月22日 | セカンドルーム

 

今日は3連休のなかびであるが、ここに居ると休日の感覚はまったく無い。
まわりの人たちも萱を刈ったり、菜を洗ったりと、雪が来る前に慌しく働いている。
天気しだいでその日の予定が決まるので、暦の休日は関係ないようだ。


風は無いが、上空の黒い雲は北西の風に乗って勢いよく流れていく。
天気が崩れる前兆を知っている人たちは、空模様を見ながら仕事の段取りを決めている。


集落のはずれの道で、脇をカモシカが勢いよく駆け抜けていった。
何事かと一瞬びっくりしたが、カメラを取り出してシャッターを切ったが、黒い点にしか写っていなかった。
狩猟期に入っているので、猟犬にでも追いかけられて逃げてきたのだろうか。
カモシカは好奇心が強く、人が近づいても逃げることはないので、今までに何枚も写真を撮っている。


以前、伐採現場で宙を飛ぶようにして逃げていくカモシカの写真を撮ったことがあるが、なかなかこういうチャンスは無い。
11月15日から2月15日までは狩猟期間で、動物たちも緊張しているのか、いつものようにおっとりとした姿を見せてくれない。


どういう訳か「はこ罠」は、その間は禁止になり、罠の扉は閉じられている。
山中では猟銃で狙われ、麓へ逃げてくれば罠に掛けられては可哀想だと、役所が同情したのだろうか。

コメント (2)
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