今朝は、集落全体が霧に包まれていたが、日が昇る頃は久しぶりに青空が顔を出した。
まわりはすっかり冬枯れの山になってしまったが、露に濡れた楢や栗の枯葉は、朝日を浴びて紅葉の頃のように輝いていた。
今年の野良仕事も終わったつもりでいたが、昨日、近所の人から玉ねぎの苗を50本ほど貰ったので畑に定植した。
霜で株が浮き上がったり、凍みないようにわらの覆いで越冬し、来年の初夏に収穫出来る。
雨後の竹の子ではないが、裏山で原木栽培しているきのこがまた出てきた。
なめこは、ぼつぼつ終わりかと思っていたが、雨が降るたびに発生する。
マッチの先ほどの小さな芽も付いていたので、もう少し楽しめそうだ。
例年なら終わっているはずの椎茸も、少しずつ出ている。
見落としていた椎茸が大きく育って、笠の直径が20センチほどにもなっていた。
きのこは、外部の刺激で目を覚ますと言われるように、今年は温暖の差や乾湿の繰り返しが多かったので、息長く出てくるのだろうか。
これから名古屋へ行くので、いいお土産が出来た。