昨日の夕方から降り出した雨は、夜になって本降りになり、激しい雨音で目が覚めた。
朝には雨も止んで、あたりは深い霧に閉ざされていたが、日が高くなると青空が戻り、初夏らしい日和となった。
昨夜はかなりの雨量であったが、谷川はいくらか濁っている程度で、水量もそれほど多くない。
田んぼも谷水が流れ込むこともなく、異常はなかった。
週末に名古屋で予定があるので、朝から畑の手入れをした。
ジャガイモの花がほぼ咲き揃ったので、摘花をした。
これをしないと花に養分が行って、実が太らないといわれている。
飛騨特産の「すくなカボチャ」の蔓も四方へ勢いよく伸び始めたので、親ツルを伸ばしたい方向へ誘引し、余分なツルは摘除した。
キュウリも下部の側枝と雌花を取り除いて、主枝が真っ直ぐになるように誘引した。
スイカやウリは日照が少なく伸び悩んでいるので、もうしばらくはこのままで大丈夫だ。
田んぼを見回っていたら、水面にたくさんの白い根が浮いていた。
昨日の草取りでかき取った雑草の根だと思うが、稲の根もかなり混じっているようだ。
徒長した根を切ると、新しい丈夫な根が出て稲が良く育つといわれている。
せっかく出た根を切り、咲いた花を摘み、伸びた枝を切るのは忍びないが、放置しておくと収拾が取れなくなり良い実も生らない。
手塩にかけて育てていても、最後の決め手はお天道様のご機嫌しだいだ。