名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田んぼの一番草取り

2012年06月29日 | セカンドルーム

 

朝から青空が広がり、気温の上昇が肌で感じられた。
真夏を思わせるような積乱雲が、東の空 からわき上がっていた。


昨日に続いて田の草取りをやったが、屈んだ背中を太陽がじりじりと焼き、照り返しで顔がほてる。


条間の草取りは「中耕除草機」で終わっているので、株間の草取りは手でやるしかない。
株の周りにはサトイモ科やヒエ科、浮き草など様々な草が生えている。


一番草は手で掻きとって、そのまま泥の中へ埋め込んでいく。
素手の作業は指先や爪を傷めるので、雁爪という道具を使っていたが今は見かけなくなった。
午前中4時間の作業で、ようやく半分ほど終わったが、腰が固まり腿の筋肉が張って踏ん張りが利かない。
足が泥に取られて尻餅をついたところで、今日の草取りを終えることにした。
一番草が終わると二番草取りが待っているが、陽射しはますます強くなり、稲も成長してギザギザの葉が肌や目を刺す。
一番草をしっかり押さえ込めば、二番、三番草取りは楽になると言われているので、あと数日が頑張りどころだ。

梅雨明けを思わせるような夕陽が、野山を茜色に染めて沈んでいった。

明日も草取り日和になりそうだ。

 

コメント (4)
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