名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

中耕除草機を使って田んぼの草取り

2012年06月21日 | セカンドルーム

  午後7時12分撮影

昨日は見事な夕焼けで日が暮れたが、今朝は雲が厚く天気は下り坂だ。

 午前5時7分撮影


天気予報では午後から雨と伝えていたので、田んぼの草取りを7時から始めた。


それほど目立たなかった雑草が密生して、稲を追い越しそうな勢いで伸びている。


例年通り近所の人から「中耕除草機」を借りて作業を始めた。


2連の鉄の爪が付いた除草機を、押したり引いたりしながら条間を進んでいくと、雑草を根こそぎ引き抜いて泥の中に埋め込んでしまう。


中耕とは根際の表土を耕転し、酸素を送るとともに有毒ガスを放出して根の発育を促進する作業である。
中耕と除草を同時にやる優れものの道具も、除草剤の出現でこの辺りで使われることは無くなった。
今日は気温も低めの曇天で、力仕事をするには良い日和であったが、泥に足を取られながら慣れない除草機を扱うのはかなりの重労働であった。


予定通り12時に除草作業は終了し、田んぼも見違えるようにきれいになった。
条間は除草機を使えるが、株間は手作業になるので、鉄の爪の変わりに人の爪が出番となる。
株の周りの草を掻きとって、泥の中へ捻じ込んでいく方法が仕事も早く草も肥料になると教わった。
これ以上腰を屈める元気も無いので、後日に回して今日の作業を終えた。
谷水で泥を浴びた顔を洗い、冷たい水で体を拭いて、やっと人心地ついた。


泥に足を取られるので、長靴でなく靴下を履いてやっていたら、踵とつま先が破れていた。
腰を使って動かせと教わったが、足を踏ん張って手の力で押したり引いたりした結果だろうか。
いつも余分な力を使うので、今日も半日仕事で息が上がってしまった。。

コメント (6)
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