名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

秋晴れの高い空

2014年09月14日 | 雑感


三連休の今日も、爽やかな秋晴れとなった。
朝晩は涼しくなり、昼間も空気が乾燥しているので、
それほどの暑さを感じない。



街なかでも、やっと日本の秋を感じる陽気となった。



北アルプスの山々からは、初氷や霜柱の便りが届き、
初雪も間もなくだろう。



以前住んでいた飛騨の山里では、鎮守の杜の秋祭りが
あちこちで行われ、祭囃子で秋の訪れを感じていた。



朝晩の気温は10度をきり、薪ストーブを
焚いていたことを思い出す。


左はクロスコートタワー右はウインクあいち、真ん中はミッドランドスクェア

都会にいると、季節の移ろいが感じにくいが、
今日見た狭い空は、山里の澄んだ高い空と同じだった。
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円空さんと過ごした三日間

2014年09月13日 | 趣味


毎月第2土曜日は、荒子観音寺で円空仏が一般公開される。



好天に恵まれ、午後1時の開門前から、
本坊に参拝客が訪れていた。

境内の施設を借りて、円空仏の模刻をする「木っ端の会」
の会員が、拝観日の手伝いをしている。



ベテラン会員が来場者に、円空さんの出自から人となり、
各地に遺した円空仏の詳細を説明する。

観音寺所蔵円空仏の特徴の第1は数の多さで、
全国に現存する5340体の内1200余体が観音寺にある。

第2は、大は321センチの仁王像から、2.8センチの
阿弥陀像まで、大小様々な像がある。

第3は、如来、菩薩、天神、観音、文人まで像の種類の多さ。

第4は、像の多様性で、別木の張り付けや添え木、丁寧に彫った像、
木っ端に彫った像など様々な彫り方が見れる。



などの説明を聞いた後、間近で円空仏の拝観をする。



その後、希望者は円空仏彫刻の体験をし、会員の彫った
円空仏一体をお土産に、満足そうな表情で帰って行った。

昨日と今日、そして一昨日と、ほほ笑む円空さんと
一緒に時を過ごし、何だかほのぼのとした気分になれた。
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すいとぴあ江南主催「円空彫刻・体験講座」

2014年09月12日 | 趣味


すいとぴあ江南で開催中の「円空彫刻・体験講座」の
手伝いに行って来た。



会場は木曽川左岸にあり、宿泊施設やホール、展示室、
研修室など、立派な施設が整っている。

4回目の今日は、「迦楼羅」の作像体験である。
迦楼羅(カルラ)は、インドに伝わる鳥類の王で、
仏教を守護すると言われている。

山岳修験道の守護神・烏天狗は、迦楼羅が
変化したと言う説もある。

荒子観音寺にも、円空作「迦楼羅」像があり、
毎月第二土曜日に一般公開される。



十数名の受講者は、少し緊張しながらも、「木っ端の会」
会員の指導で、彫刻を楽しんでいた。


↑ 受講者の作品

ベテラン会員から、作像手順のレクチャーを受けた後、
彫刻刀を手に2時間ほどで、迦楼羅像が完成した。

来週が最終回で、観音菩薩像を彫って修了する。
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昨今の天気に思う

2014年09月11日 | 雑感

↑ 荒子観音寺・多宝塔

朝晩は涼しくなったが、残暑はまだ厳しい。


↑ 観音寺境内のざくろ

荒子観音寺で、円空彫刻の稽古をしてきたが、
肩に力が入り、汗がにじみ出る。

昨夜は、激しい雷鳴で目が覚めた。
雨も降ったようだが、朝には上がっていた。

テレビで伝えていたが、首都圏や北海道の
豪雨の凄まじさには驚く。

時間あたり80ミリを越す雨は、滅多に経験することはなく、
出歩くことも、車の運転も難しい。

飛騨地方などの山間部では、峠を越える道路は、
一斉に閉鎖される。

最近は100ミリを越す豪雨が頻発し、気象庁は
「今迄経験したことのない」と表現している。

経験したことのない現象に、どう対応していいのか分からないので、
いっそのこと、広島豪雨や東海豪雨と、同じ被害が予想されると
言った方が、分かり易い。

昨今は、「観測史上初めて」とか「経験したことがない」が、
耳に慣れて聞き流しているが、本当は怖い言葉だ。
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判り難い通信キャリアの料金体系と約款

2014年09月10日 | 雑感


現在、通信端末に、ガラケーとスマホ、wi-fiタブレットを使っている。
通信料金がかさむので、タブレットとだぶるスマホを解約し、
ガラケー料金の見直しをしようと、名駅のLABI名古屋店へ行ってきた。



スマホは4年以上経過しているので、いつ解約しても
違約金は不要と思っていた。

ところが、契約は自動更新されるので、その月以外に
解約すると、1万数千円を支払うことになる。

契約月が来る迄料金を払うか、違約金を払って、
すぐに解約するかの選択しかない。

うっかりして、その月を忘れると、また2年間料金を払い続けるか、
違約金を払って解約する羽目になる。

総務省は、約款が消費者の不利益になるので、法改正をするという
ニュースを読んだことがあるが、まさに、その事であったことが、
今になって気がついた。



通話料金は、通信キャリア3社とも、かけ放題定額制の
新料金プランを導入し、いずれも、月額2200円ほどで、
足並みを揃えている。

それに比べると、現在使っているガラケーはそれより高い。
かけ放題への移行をauで尋ねたところ、所有機種は対象外で、
新機種に買い換えた後でないと、定額制に移行出来ないとのことだ
端末代に、3万5千円も余分に払う気は、さらさら無い。

同じ建物の中にあるdocomoとSoftBankの店の説明は、
他社からの乗り替えで、端末代は0円だった。

通信キャリアの熾烈な競争で、利用料金が下がるのはありがたいが、
長く利用した顧客を軽視し、新規客を厚くする傾向がある。

釣った魚に、餌を与えようとしない業界と付き合うには、
素早い情報収集と契約内容の理解が欠かせない。
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今朝の散歩

2014年09月09日 | 歩く


昼間は真夏日で暑かったが、朝夕がめっきり涼しくなり、
街なかの散歩も気持ちのいい季節になった。



まだ人も車も少ない、広小路通りから錦通りを経て、
桜通りを名駅あたりまで歩いてきた。

日の出も遅くなり、下園公園でウォーミングアップを
する頃に、あたりが明るくなる。



錦通りから西方を見ると、名駅の高層ビル街壁面から、
反射した太陽がいくつも昇る。



桜通りのイチョウ並木は、少し色付いた実を、
たわわに付けていた。



今年は生り年のようで、来月の銀杏拾いが楽しみだ。



ビル街に隣接する、柳橋市場で秋を物色して来た。
外国産の松茸が、たくさん並んでいたが、
パスしてサンマを仕入れてきた。



先週よりは、いくらか安くなっていたが、
まだ例年に比べると高そうだ。
1匹100円からあったが、鮮度が良い大羽を選んで、
3匹780円で求めた。





夕食で、1匹を刺身にして、もう1匹は塩焼きで分け合った。
残りは塩をして、明日のおかずにした。

街なかの散歩で、目にする秋は、
まだこの程度だ。
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牧野が池緑地の散策

2014年09月08日 | 歩く


牧野が池緑地を散策してきたが、
夏と秋が同居していた。



芝生広場では、アキアカネが群れ飛び、
雑木林ではツクツクボウシが鳴いている。





夏の名残のサルスベリの花の脇で、
ススキが風に揺れていた。



秋の七草の葛の花が、甘い香りを漂わせている。





柿も色づき、どんぐりも一回り大きくなっていた。



池のスイレンやハスの花も、めっきり少なくなった。





小さな秋をあちこちで目にしたが、薄曇りの緑地は蒸し暑く、
まだ夏の陽気だった。

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街なかの散歩で思う

2014年09月07日 | 雑感


久しぶりに、青空と夏の暑さが戻って来た。
家じゅうの窓を開け放って、湿った空気を入れ替えた。



セミの鳴き声もしなくなり、日曜日は騒音もなく静かだ。



突然、広小路通りを走る街宣車の大音響と、
街頭演説の声が、部屋の中に飛び込んできた。



散歩がてら外へ出たら、従軍慰安婦報道を糾弾する人たちが、
新聞社の前で、入れ替わり演説をしていた。



周りを機動隊や公安、交通などの警察官が、
物々しく警戒に当たっている。

報道機関は、国民の知る権利や公共の利益のもとに、
幅広い報道の自由が保証されている。
それ故に、正しい報道が常に要請される。

右の人も、左の団体も、憲法に保障された、
自由な表現が許されている。

表現の自由を行使するなら、極端なヘイトスピーチや、
はた迷惑な大音響は慎まなければならない。

警察官は、睨みを効かせながら、穏便な対応で、
警備に当たっている。

民主主義のない隣国とは対照的で、言論や表現の自由と
規制は、微妙なバランスで維持されている。
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猪高緑地のタヌキ

2014年09月06日 | 雑感


豬高緑地で、ウォーキングしていた友人が、
その時撮ったタヌキの 写真を送ってくれた。

夜行性の狸を、都会の緑地で目撃するのは珍しい。
雑食性の狸にとって、雑木林や沼は、 木の実や小動物、昆虫などの
餌が豊富 なので、棲み易い環境になっている。

都心に棲む狸が話題になったり、郊外の道路で、車に轢かれた
亡きがらを見かけるなど、身近な野生動物で一つでもある。


↑ 2012.9.6撮影

実りの秋は、野生動物が活発に動き回る時期で、山里では
熊の目撃情報や、田畑を荒らす猪やムジナの被害が頻発する。

2年前の今頃、クルミの樹上のクマに出遭って、震えたことを思い出す。



開発から逃れた里山の小動物は、交通事故や
捕獲されることもなく、健気に生きる姿が愛おしい。
よく散歩をするコースなので、一度出遭ってみたい。
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「錦亭」で同級生と会食

2014年09月05日 | 交友


今日も雨が降ったり止んだりで、傘が手放せない。
こんな陽気が続いていては、収穫の秋も行楽も、
何かとブレーキがかかる。



今日は栄の「錦亭」で、中学の同級生と、昼食を
取りながら、秋の旅行の打ち合わせをした。



日程はすぐに決まったが、行く先がなかなか決まらない。
今迄は箱根や東京、横浜など観光地や人気スポットを、
精力的に回っていた。

そんな元気もなくなったので、静かな温泉で、
ゆっくり寛ぎたいという希望が増えて来た。

旅行に行って疲れるようでは困るので、
こんなスタイルが、年相応で良さそうだ。

旅行の打ち合わせをしたり、終わった後の反省会?など、
何かにかこつけては、集まる回数が増えていく。

昼食に来る予定の人が、時間になっても来ない。
心配して電話をしたら、なんと、本人はまだ家にいた。

こんなことが増えると、一泊旅行が、
何となく心許なくなる。
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円空彫刻と墨Art

2014年09月04日 | イベント


昨日の晴天と打って変わり、朝から雨模様でスッキリしない。
夏と同じで、今年の秋も長雨になるのだろうか。



円空彫り教室の1週目は、長老の先生が講義をする。
今日のテーマは「大黒天」で、 そのいわれや
歴史などを、ご自分の作品を前に、解説された。

円空が彫ると、肩の袋や打ち出の小槌、米俵の上に
座る姿は同じでも、どことなく素朴で温もりが伝わってくる。
その味を出すのが、難しそうだ。



高校の同級生が出展している、「墨Art・モノクロームの世界」を見て来た。



テーマは、墨・モノクロームなので、水墨画や山水画を
イメージしていたが、抽象的な現代アート作品が多かった。



彩色された作品もあったが、油絵とは一味違う、
和のテイストを感じさせてくれる。

錦三丁目の「ギャラリー彩」で、9月8日まで開催中。
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京料理「松山閣」で湯葉懐石

2014年09月03日 | 食べる


今日の昼は、学生時代の仲間と、名駅の
ミッドランドスクエアの京料理店で会食。



湯葉や京野菜を使った、精進料理風の献立は、
量も手頃で健康的だ。





最近は、ギトギトの中華や、高カロリーの洋食より、
和食が好みに合う。



座敷も落ち着いた雰囲気で、いつもながらの話題で、
座が盛り上がった。

療養中で欠席した仲間もいたが、この歳になれば、
心身に何かの不都合を、一つや二つは抱えている。

良いことも悪いことも、共有する昔馴染みと、時には
傷を舐め合ったりして、ひと時の慰めにしている。
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残暑厳しい「牧野ケ池緑地」の小さな秋

2014年09月02日 | 歩く


久しぶりに、朝から青空が広がり、
真夏の暑さが戻ってきた。



牧野ケ池緑地を歩いてきたが、急な暑さで
ウォーキングや、遊園地で遊ぶ人は少ない。





竹林や雑木林の中は、昨夜の雨で湿気が残り、
やたら蚊に刺されて、デング熱が頭をよぎる。
蚊のいない芝生広場は、強い日差しで熱中症が気になる。



秋には程遠い陽気だが、満開だったハスの花が実に変わり、
夏の終わりを感じる。



繁茂した水草が池に広がり、鴨の足元で
大きな鯉が悠々と泳いでいる。





雑木林のどんぐりや、栗の実、柿の実なども、
いくらか色づいていた。



ミンミンゼミやアブラゼミの暑苦しい鳴き声が消えて、
ツクツクボウシが夏の終わりを、切なげに泣いている。



赤松のうろに、ミツバチが巣を掛け、
それを狙うスズメバチが旋回していた。



残暑が厳しい中で、小さな秋が近づいていた。
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サンマの押し寿司

2014年09月01日 | 食べる


今朝、柳橋中央市場へ行ったら、旬の魚や
松茸、ナシ、クリなど、秋の味覚が並んでいた。





店の大将に、脂が乗って旨いと勧められて、
サンマを仕入れてきた。



ひと頃、夏サンマの記録的な不漁で、一匹千円以上の
値が付いたと、話題になっていた。

棒受け網漁が解禁になり、旬を迎えたサンマが、
出回っているが、漁獲量は例年に比べて少なく、
値段もまだ高い。

やはり、一匹百円位にならないと、大衆魚とは言えない。
不漁の原因は、乱獲による資源の減少や、
海水温の上昇などが言われている。

どうやら今年も、値段は高止まりで、
庶民の期待が裏切られそうだ。



脂が乗った、少し大振りの初物を材料に、
押し寿司を作ることにした。



三枚におろし、腹骨と皮を取り、塩で30分ほど
締めて、酢に1時間漬けておく。



酢飯と酢締めのサンマの間に、刻んだ大葉と、
おぼろ昆布を乗せ、型に入れて押せば出来上がる。



今夜の食事は、孫たちにもお裾分けをして、
旬を楽しみたい。
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