名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都心回帰

2014年09月18日 | 歩く

↑ 納屋橋

今朝の散歩は、栄1丁目から錦、丸の内、那古野、
名駅5丁目あたりを歩いてきた。


↑ 四間道




↑ 屋根神さま



都心でありながら、昭和の雰囲気が残る街には、
土蔵作りの店や、古い寺社が点在している。



その一方で、開発も急ピッチで進み、街の様相が激しく変わっていく。



錦1丁目に新築中の、名古屋商科大学の新校舎が、
間も無く完成する。

高層キャンパスは、ビルが林立するオフィス街でも、
一際目を引く。

大学の都心回帰は、愛知大学や、名城大学、愛知学院大学をはじめ、
南山大学も瀬戸校舎の移転が決まっている。

ひと頃は、増え続ける大学生の受け入れと、環境が良く広い
キャンパスを求めて郊外へ出て行った。

今は、少子化が進み、不便な場所では学生が集まらなくなり、
再び都心に戻ってきた。

緑に囲まれた広いキャンパスより、コンビニやファストフード店が
ある街が、今時の学生に好まれるようだ。

名古屋駅周辺には、大手予備校がひしめき合っていたが、
そのうちの一つが撤退してニュースになった。

ビジネスホテルや、介護施設へ転用の噂もあるが、大学も
先を見据えて、おしゃれな高層キャンパスを建てるのだろうか。



名駅5丁目にあるお寺の墓地は、高層ビルに囲まれて、
新しい墓石が建ちはじめた。

霊園募集チラシの文字が、「みんな便利 お墓も都心回帰」と踊っている。



ビルやマンションに囲まれた一角は、静かに眠る環境ではないが、
買い物や通勤帰りの墓参りは、意外に受けるかもしれない。

学問の府も冥府も、自然豊かな郊外が
相応しいと思うのだが・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする