すいとぴあ江南で開催中の「円空彫刻・体験講座」の
手伝いに行って来た。
会場は木曽川左岸にあり、宿泊施設やホール、展示室、
研修室など、立派な施設が整っている。
4回目の今日は、「迦楼羅」の作像体験である。
迦楼羅(カルラ)は、インドに伝わる鳥類の王で、
仏教を守護すると言われている。
山岳修験道の守護神・烏天狗は、迦楼羅が
変化したと言う説もある。
荒子観音寺にも、円空作「迦楼羅」像があり、
毎月第二土曜日に一般公開される。
十数名の受講者は、少し緊張しながらも、「木っ端の会」
会員の指導で、彫刻を楽しんでいた。
↑ 受講者の作品
ベテラン会員から、作像手順のレクチャーを受けた後、
彫刻刀を手に2時間ほどで、迦楼羅像が完成した。
来週が最終回で、観音菩薩像を彫って修了する。