豬高緑地で、ウォーキングしていた友人が、
その時撮ったタヌキの 写真を送ってくれた。
夜行性の狸を、都会の緑地で目撃するのは珍しい。
雑食性の狸にとって、雑木林や沼は、 木の実や小動物、昆虫などの
餌が豊富 なので、棲み易い環境になっている。
都心に棲む狸が話題になったり、郊外の道路で、車に轢かれた
亡きがらを見かけるなど、身近な野生動物で一つでもある。
↑ 2012.9.6撮影
実りの秋は、野生動物が活発に動き回る時期で、山里では
熊の目撃情報や、田畑を荒らす猪やムジナの被害が頻発する。
2年前の今頃、クルミの樹上のクマに出遭って、震えたことを思い出す。
開発から逃れた里山の小動物は、交通事故や
捕獲されることもなく、健気に生きる姿が愛おしい。
よく散歩をするコースなので、一度出遭ってみたい。