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球際の強さ(11/4浦和対静岡FC)

2006-11-04 21:41:18 | 浦和レッズ
こんなピンぼけ写真で失礼しますが、今日は駒場に行っていました。対戦相手の静岡FCは、3回戦でJ2の水戸を破ったチームですから、侮る訳にはいかないと思っていました。それは浦和が負傷者を除いてベストメンバーを揃えたことで、静岡FCは侮れないというギドの意図を感じました。ワシントンも出してきました。

格下相手の試合では、どんな形でも1点を先に取って、相手の専守防衛を許さないことが重要です。それは前半5分に相手の監督兼選手のDF高田がヘディングを空振りしたミスを田中達也が逃さずループシュートで決めたことで達成されました。その後の展開を見ると、ほとんどが浦和の攻撃で推移しています。

その理由として、考えられるのが浦和と静岡FCの球際の厳しさの違いです。静岡FCの選手も、浦和に一泡吹かそうと、懸命に走ってはいました。しかし、ボールを奪って攻めに出るときに、崩しのパスを入れようとしても、そこには浦和の選手が出てきてカットされてしまいます。静岡FCのクリアボールも浦和に拾われてしまいます。

その球際の厳しさの違いは、きっと静岡FCの選手が他に仕事を持っていて、全ての生活をサッカー中心にできない事情もあると思います。球際の厳しさを身をもって示したのは、鈴木啓太と長谷部のボランチコンビでした。彼ら二人のボールキープで、前半は安心して見ていられる試合でした。長谷部はドリブルシュートで2点目を決めてもいます。

また、静岡FCはファウルが多いことも気になりました。相手の球際の寄せの速さに、慌ててしまったのか、すぐにファウルで止めて浦和にFKを与えてしまいます。結果的にはそのFKでは失点はしませんでしたが、これがJ1と地域リーグの差だと、彼らは身をもって体験したでしょう。

ただ、そんな万全の試合の流れは、ボランチコンビを酒井と相馬に代えた後半はうまくいきませんでした。中盤が間延びして、相手の途中出場の河村(元札幌)にかき回されました。結果的に後半の方が多く点が入ったとはいえ、後半の戦い方は浦和の反省材料になるでしょう。

勢いをつける勝ち方という意味では多少の不満もないことはないですが、田中達也がゴールの感覚を思い出すなど、好材料の多い試合でした。晴天に恵まれ、楽しい一日になりました。
コメント (5)
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