昨日のU-21韓国戦、テレビ観戦していました。韓国と言えば、今だに1997年のフランスW杯予選で見せた、根性サッカーのイメージが残っています。守備はマンツーマンで、FWはアーリークロスに頭から飛び込むというサッカーです。パワーの韓国、技術の日本と呼ばれていました。
しかし、そんなイメージは着実に変わってきました。韓国を生で見たのは、2003年の東アジア選手権が最後ですが、サイドを崩せるドリブラーもいるし、決定的なパスを出せるボランチもいます。だいぶ日本のサッカーに似てきたというのが、韓国に対する印象でした。
しかし、そんな韓国にも、日本との違いがあることが、この試合でわかりました。まずはセットプレーの強さです。日本はFKを直接ねじ込むか、うまくフリーの選手に精度の高いキックで合わせるかが多いです。しかし、韓国のパク・チュヨンの先制点の場面を見ると、マークについていた日本の選手を強引に引き離しています。
しかも、フリーとは言いきれないほどのわずかなスペースしかありませんでした。韓国のかつての根性サッカーのいいところを出したゴールです。また、韓国は出足の早さも光りました。日本のパス回しをうまく利用して、肝心なところでパスをカットして攻めていました。この攻めで、日本のDFラインは1対1にさらされ、しかも競り負けていました。
また、韓国はシュートレンジが日本より長く、遠めからでも積極的に打ってきました。日本がボールを奪うときは人数をかけてのプレッシングでしたから、出足で奪える韓国との差は大きいです。日本得意の直接FKはほとんど取れず、日本にはほとんどいい場面がないまま時間が過ぎていきました。
結果的には、左からのクロスを韓国がオウンゴールして引き分けに終わりましたが、韓国のいいところばかりが目についた完敗に近い内容です。また、ボランチで先発した細貝の動きは可能な限りチェックしていましたが、確かにDFラインが安心してパスを出せる位置にはポジションを取っていました。
しかし、前に出たときの動きが迫力不足で、取られてはいけない場面でのパスミスもありました。Jで試合に出ていない細貝がU-21代表に残るには相当のアピールが必要なはずで、それはこの試合を見る限り、できなかったでしょう。ただ、細貝にはまだドーハで開催されるアジア大会というチャンスがありますから、この試合で得た教訓を生かして欲しいものです。
しかし、そんなイメージは着実に変わってきました。韓国を生で見たのは、2003年の東アジア選手権が最後ですが、サイドを崩せるドリブラーもいるし、決定的なパスを出せるボランチもいます。だいぶ日本のサッカーに似てきたというのが、韓国に対する印象でした。
しかし、そんな韓国にも、日本との違いがあることが、この試合でわかりました。まずはセットプレーの強さです。日本はFKを直接ねじ込むか、うまくフリーの選手に精度の高いキックで合わせるかが多いです。しかし、韓国のパク・チュヨンの先制点の場面を見ると、マークについていた日本の選手を強引に引き離しています。
しかも、フリーとは言いきれないほどのわずかなスペースしかありませんでした。韓国のかつての根性サッカーのいいところを出したゴールです。また、韓国は出足の早さも光りました。日本のパス回しをうまく利用して、肝心なところでパスをカットして攻めていました。この攻めで、日本のDFラインは1対1にさらされ、しかも競り負けていました。
また、韓国はシュートレンジが日本より長く、遠めからでも積極的に打ってきました。日本がボールを奪うときは人数をかけてのプレッシングでしたから、出足で奪える韓国との差は大きいです。日本得意の直接FKはほとんど取れず、日本にはほとんどいい場面がないまま時間が過ぎていきました。
結果的には、左からのクロスを韓国がオウンゴールして引き分けに終わりましたが、韓国のいいところばかりが目についた完敗に近い内容です。また、ボランチで先発した細貝の動きは可能な限りチェックしていましたが、確かにDFラインが安心してパスを出せる位置にはポジションを取っていました。
しかし、前に出たときの動きが迫力不足で、取られてはいけない場面でのパスミスもありました。Jで試合に出ていない細貝がU-21代表に残るには相当のアピールが必要なはずで、それはこの試合を見る限り、できなかったでしょう。ただ、細貝にはまだドーハで開催されるアジア大会というチャンスがありますから、この試合で得た教訓を生かして欲しいものです。