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久しぶりのレディース(4/29浦和対湯郷)

2010-04-29 18:02:43 | レディース
GW初日の今日、駒場でレディースの湯郷戦があったため、出かけてきました。昨年一年間レディース観戦をさぼっていた間、すっかり浦和の戦力は入れ替わってしまい、誰はどんな選手かというところに注目して見ることにしました。

まずは、なでしこにも呼ばれている熊谷紗希選手ですが、基本的に1対1の身体能力で勝負するタイプです。これまでのなでしこのDFは、フィジカルはいまひとつでも読みとカバーリングで勝負するタイプが多かったので、待望の「大型DF」です。そんな熊谷が、CKのこぼれ球からドリブルで仕掛けて、窪田のゴールをアシストしたのには大いに驚きました。大きいDFはよく足元が下手と言われますが、その技術の高さがあれば将来有望なDFです。

また、新人の藤田選手は高卒新人で13番をもらっている以上、評価は即戦力のようで、今日も庭田とダブルボランチを組んでいました。藤田は体の小ささというハンデはありますが、庭田とうまくバランスを取って、庭田が届かないポジションをカバーしようという頭の良さは感じました。前半は藤田がバイタルエリアを空けていたところを湯郷に使われていましたが、後半ボールキープ率を上げて湯郷のMFを押し込んだのは藤田の手柄でもあります。

後藤は以前「エジミウソンタイプ」と書きましたが、いろいろ似ている点はあります。キープ力が売り物のところ、サイドのいろいろな位置に進出してくさびに入れること、自分の周りのわずかなスペースでも反応が効くところです。ただ、エジミウソンと比べるとシュートを打つ強引さが足りません。もっとも、後藤は現在なでしこリーグ得点ランキングトップなので、たまたまこの試合だけの印象なのかもしれませんが。

従来からいる戦力にも、印象に残った選手はいます。左MFの岩倉三恵選手です。浦和の立ち上げ当時からいるベテランですが、当時のポジションは左SBでした。当時はあまり攻撃で見せるタイプではなく、堅実なSBという印象でした。しかし、今日の岩倉はポジションが一列上がったこともあって、どんどんドリブルで仕掛けていました。

安藤が抜けて、正直攻撃はスケールダウンしているのかなと思っていましたが、一人一人が少しずつレベルアップをして、サイドからの攻撃で安藤のいたときとは違うサッカーをしようという意欲は伝わってきました。また出かけてみようと思う、4-0の勝利でした。
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