日本時間で明日夜、日本代表はアウェイのタシケントでウズベキスタンと対戦します。ウズベキスタンは天然資源の産出で国民生活は豊かになってきていて、会場のパフタコールスタジアムはプラスチックの個席ができて観戦環境は良くなってきています。
旧ソ連時代には全ソ連リーグ1部のチームもあり、サッカー熱は盛んなところです。観客が少なくて拍子抜けすることもあるUAEあたりとは違って、周りから一斉にブーイングを浴びせられる、アウェイの厳しさを実感する地です。
2009年の最終予選で、ウズベキスタンとは対戦しています。このときの試合がシリア人の主審が極端なホームタウンディシジョンを見せた大荒れの試合で、日本は早い時間に得た岡崎の先制点を守り切りましたが、長谷部退場、岡田監督退席処分と後味の悪い試合でした。
現時点では主審がどこの国籍かはわかりませんが、日本にとっては厳しい判定が続く事態も考えておかないといけません。また、パフタコールスタジアムの芝生は深くて長いという情報があります。日本のパスサッカーはやりにくいピッチ条件で、サイドハーフでの起用を予想されている清武がアーリークロス要員になり、ハーフナーマイクの頭狙いのサッカーをやる可能性もあるかもしれません。
ウズベキスタンというチームは、パワーだけなら豪州にも負けないほどのスケールを持っており、組織を整備すればW杯出場も夢ではないポテンシャルを持っています。世界の若手指導者にとっては、このチームをW杯に出せば自らの価値も上がるので、ウズベキスタンの代表監督をやりたいという人物はたくさんいると思います。
しかし、「組織を整備すれば」というくらいですから、弱点は組織力です。最終ラインから上がっていくアフメドフの穴をカバーする守備に難点があり、アジア杯で見る限りではボランチのハイダロフが身体能力でなんとかしていましたが、ハイダロフの届かない位置にボールを蹴ると、最終ラインは1枚だけということもありました。
また、アフメドフ自身の帰陣のスピードも遅く、アジア杯の準決勝で対戦した豪州はこのウズベキスタンの弱点を読んで、前からプレスを掛けてショートカウンター狙いにしたら6-0と圧勝することができました。日本も当然、それは意図しているでしょうが、ウズベキスタンが日本から勝ち点3を取りにくるか1を取りにくるかにもよります。1を取りに来たら堅い守りに手こずる可能性は高いです。
旧ソ連時代には全ソ連リーグ1部のチームもあり、サッカー熱は盛んなところです。観客が少なくて拍子抜けすることもあるUAEあたりとは違って、周りから一斉にブーイングを浴びせられる、アウェイの厳しさを実感する地です。
2009年の最終予選で、ウズベキスタンとは対戦しています。このときの試合がシリア人の主審が極端なホームタウンディシジョンを見せた大荒れの試合で、日本は早い時間に得た岡崎の先制点を守り切りましたが、長谷部退場、岡田監督退席処分と後味の悪い試合でした。
現時点では主審がどこの国籍かはわかりませんが、日本にとっては厳しい判定が続く事態も考えておかないといけません。また、パフタコールスタジアムの芝生は深くて長いという情報があります。日本のパスサッカーはやりにくいピッチ条件で、サイドハーフでの起用を予想されている清武がアーリークロス要員になり、ハーフナーマイクの頭狙いのサッカーをやる可能性もあるかもしれません。
ウズベキスタンというチームは、パワーだけなら豪州にも負けないほどのスケールを持っており、組織を整備すればW杯出場も夢ではないポテンシャルを持っています。世界の若手指導者にとっては、このチームをW杯に出せば自らの価値も上がるので、ウズベキスタンの代表監督をやりたいという人物はたくさんいると思います。
しかし、「組織を整備すれば」というくらいですから、弱点は組織力です。最終ラインから上がっていくアフメドフの穴をカバーする守備に難点があり、アジア杯で見る限りではボランチのハイダロフが身体能力でなんとかしていましたが、ハイダロフの届かない位置にボールを蹴ると、最終ラインは1枚だけということもありました。
また、アフメドフ自身の帰陣のスピードも遅く、アジア杯の準決勝で対戦した豪州はこのウズベキスタンの弱点を読んで、前からプレスを掛けてショートカウンター狙いにしたら6-0と圧勝することができました。日本も当然、それは意図しているでしょうが、ウズベキスタンが日本から勝ち点3を取りにくるか1を取りにくるかにもよります。1を取りに来たら堅い守りに手こずる可能性は高いです。