今日の西武のビジター、楽天戦は3-2で辛勝できました。辛勝を重ねて粘るのが辻野球ですが、今日の試合でも先制の2塁打を放った中村剛也選手を取り上げます。今の西武打線は、夏場の山川穂高選手の不調で組み替えられており、元4番のベテラン中村が久しぶりに4番に復帰しています。この打順変更も、現時点では当たっており、中村の打点数が現在118とどんどん増えていく好循環になっています。
中村といえば、一つのプロ野球記録を持っています。それは満塁ホームランの数で、通算20本はあの王貞治氏(15本)を上回るほどです。その中村の満塁ホームランが、1週間で2度出た西武は、今回の6連戦を5勝1敗の好成績で乗り切れました。もちろん、中村が打点を稼げるのは、状況によって安打を狙う打撃もできるからです。
今日の試合でも、1死1,2塁のチャンスに安打狙いの打撃をして、見事に2塁打を放って源田と森を本塁に還しています。その打撃は無理に力が入っておらず、傍から見ると軽く打っているかのように見えます。本塁打を打つことに関しては天才的なテクニックを持っており、本人も「7割の力でスタンドに運べる」とコメントするほどです。
今の西武打線は、スイングスピードの森と山川、力の外崎と売り物がわかりやすい選手が多いですが、中村の場合は「技術」とわかりにくい売り物です。それでも、序盤戦で2割そこそこの打率ながら我慢して起用した辻監督に応え、今や7番に下げられた山川の代役以上の活躍ぶりです。このままだと、今季は山川が4番に戻ることはなさそうに思えるほどです。
ここまで来たら打点王は本気で狙って欲しいです。本人は個人タイトルへのこだわりはなく、「チームが勝てばいい」という考え方ですが、36歳にしてここまでの打撃ができるのは今季最大の「発見」でした。このまま、是非ともCSでも活躍し、チームを日本シリーズに導いて欲しいものです。
中村といえば、一つのプロ野球記録を持っています。それは満塁ホームランの数で、通算20本はあの王貞治氏(15本)を上回るほどです。その中村の満塁ホームランが、1週間で2度出た西武は、今回の6連戦を5勝1敗の好成績で乗り切れました。もちろん、中村が打点を稼げるのは、状況によって安打を狙う打撃もできるからです。
今日の試合でも、1死1,2塁のチャンスに安打狙いの打撃をして、見事に2塁打を放って源田と森を本塁に還しています。その打撃は無理に力が入っておらず、傍から見ると軽く打っているかのように見えます。本塁打を打つことに関しては天才的なテクニックを持っており、本人も「7割の力でスタンドに運べる」とコメントするほどです。
今の西武打線は、スイングスピードの森と山川、力の外崎と売り物がわかりやすい選手が多いですが、中村の場合は「技術」とわかりにくい売り物です。それでも、序盤戦で2割そこそこの打率ながら我慢して起用した辻監督に応え、今や7番に下げられた山川の代役以上の活躍ぶりです。このままだと、今季は山川が4番に戻ることはなさそうに思えるほどです。
ここまで来たら打点王は本気で狙って欲しいです。本人は個人タイトルへのこだわりはなく、「チームが勝てばいい」という考え方ですが、36歳にしてここまでの打撃ができるのは今季最大の「発見」でした。このまま、是非ともCSでも活躍し、チームを日本シリーズに導いて欲しいものです。