Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

HondaFC戦プレビュー

2019-09-23 22:37:19 | 浦和レッズ
浦和は明後日、天皇杯のベスト16でHondaFC(JFL)と対戦します。JFLはJ3の下の4部相当ですが、HondaFCはプロを目指さないチームの中では最強チームです。おそらく、弱いJ3チームなら相手にならないほどと思われ、事実今回の天皇杯でもJ1札幌、J2徳島を倒してのベスト16進出です。Jリーグのチームに移籍した選手も多く、OBには元日本代表の呂比須もいます。

HondaFCはオフィシャルHPも持っていました。それによれば、現在JFLで首位に立っています。メンバーを調べると、元C大阪MFの古橋達弥選手が現役を続けています。38歳と大ベテランですが、こういう上のレベルを知る選手がピッチに立っていることによるチームへの影響は大きいと思われます。試合で混乱状態になったら真っ先にチームメイトに声をかけられる選手でしょう。

浦和としては、このゲームは使い方の難しい試合です。最大の優先順位はJ1残留なので、9/28に迫った鳥栖戦の勝利が絶対に必要という状況です。おそらく、スタメンはほぼ総入れ替えに近いメンバーが出ると思います。最近、試合に絡めていない、マルティノスや宇賀神あたりにとっては、最大のアピールチャンスです。

それでも、浦和が来年のACLに出るには天皇杯優勝しかないので、ベンチ入りのメンバーにはある程度計算できるメンバーを入れるのではと予想しています。勝てる可能性があると見れば、サブにいるベストメンバーに無理をしてもらう可能性もあります。興梠など、負傷を抱えるメンバーはできれば使いたくないでしょうが、誰が出られるコンディションか見極める必要があります。

戦術的にはもう3-6-1で固定の感はあり、冒険はしないと思います。あとは、相手の出方を見極めて早い時間の失点を防ぎたいです。ゲームが落ち着けば浦和優位に運ぶはずですから、チームが浮足立つタイミングを狙われないよう、メンタルをしっかりコントロールして欲しいものです。
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西武ライオンズ、優勝マジック2

2019-09-23 17:32:04 | 他スポーツ
今日は疲れて元気が出ない一日でしたが、テレビから西武ライオンズのマジック2の知らせが来て少し元気になりました。今日のビジター楽天戦は4回の山川穂高選手のタイムリーの2点でリードを保ち、先発の本田圭佑投手も好投しましたが、7回に相手4番ブラッシュの同点2ランを浴びて乱戦模様になります。8回にブセニッツが3四球と乱れ、そこを代打メヒアの決勝二塁打で勝利することができました。

今日はそのメヒアを取り上げます。メヒアはベネズエラ出身で、メジャーリーグでプレーしたい夢を追って渡米しますが、メジャーリーグには一度も上がれなかった選手です。3Aで30本塁打を放ったこともありますが、荒削りなリスクもある外国人選手ですが、当時シーズン途中でDH候補の補強に動かざるを得なかった西武が獲得した長距離砲です。

プレーを見ていると、西武のスカウトの目に留まった理由も見えてきました。それは変化球が打てるからです。特に、相手投手が投げ損なった高めのスライダーやカーブをカモにしており、鋭いスイングでレフトスタンドに持って行ける能力があります。難しい球が打てるタイプではなく三振も多いですが、それでも2014年シーズンでは途中加入の選手では史上初となる本塁打王のタイトルを取っています。

彼の本塁打は、198cm118kgの巨体を生かした力で持って行くスタイルです。相手投手としては詰まらせたつもりのフライを、力で強引にレフトスタンドに持って行く打撃でここまで結果を出していました。今季は3年契約の最終年で、本塁打王の彼としては悔しい代打要員となっていますが、チームの和を乱さずじっと出番を待っているのはマイナーリーグで苦労したからでしょう。

彼はDHになるつもりで西武に加入したこともあり、一時一塁手を守っていたときはその守備が問題になりました。そのため、守備がある程度こなせる山川穂高選手の台頭が彼にとって逆風になりました。それでも、今の西武で代打で結果を出せるのは彼しかいません。CS、シリーズなど、彼の打撃が必要となる場面はまだまだあるので楽しみにしたいと思います。
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ハイパントの処理(イングランド対トンガ)

2019-09-23 17:30:19 | 他スポーツ
ラグビーW杯のイングランド対トンガをテレビ観戦していました。イングランドは元日本代表HCのエディージョーンズ氏が率いるチームですが、この日のゲームの入りは良くなかった印象を受けます。ノックオンやノットリリースザボールの反則でトンガにボールを明け渡す場面が見られ、スコアはなかなか序盤の3-3が動かない展開でした。

もっとも、この両者の差が出たのが、ハイパントの蹴り合いです。ハイパントは22mラインの向こうに蹴ってしまうとフェアキャッチをされて相手ボールのFKにされてしまうので、10mラインと22mラインの中間付近を狙って蹴る必要があります。ハイパントは日本の高校生くらいのレベルでは「相手のミス待ち」の戦術ですが、W杯のレベルでは陣地を稼ぐ意味合いがあります。

そのハイパントを両者が蹴り合う展開ながら、イングランドのハイパントでは、キャッチしたトンガのBKにうまくプレッシャーをかけることができており、イングランドがターンオーバーして逆にチャンスを作ることもできていました。ハイパントの最も有効な使い方です。これに対し、トンガもハイパントは蹴っていましたが、トンガはチームとしての動きの量が少なく、イングランドBKにプレッシャーに行けていませんでした。

そのため、トンガがハイパントを蹴った後は、逆にイングランドがカウンターを仕掛け、個人技で相手の守備を外してからの一気の速攻を狙ってきました。これがうまく機能しました。イングランドにはCTBのファレルという名キッカーを持つチームで、プレースキックには自信があるので、トライを取った後のコンバージョンも正確に決められました。

イングランドとしては、ただ勝つだけでなく、4トライ以上で与えられるボーナスポイントの勝ち点1も欲しい試合でしたが、試合の終盤にようやく4トライ目が決まりノルマはクリアできました。それでも、ノックオンが多かったという反省点は試合の最後の方まで解決できず、フランスなど強豪と当たるときには隙となる恐れもあります。

逆にトンガは、FW戦のような身体能力の勝負では互角に戦えていました。それでも、チーム全体の運動量や組織力など、総合力ではイングランドとは差があった印象を受けます。それでも、PRのタメイフナという力士並みの体格の選手がいるなど、身体能力で勝ってきたチームなのだろうと感じることができました。
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