今日の浦和のルヴァン杯柏戦は、3-3の引き分けに終わりました。もっとも、内容を見ると負けの試合を辛くも持ち込んだ引き分けです。浦和は新外国人のユンカーをFWで起用してきました。ユンカーは初めて見る選手なので注目しましたが、タイプ的にはスピード型で、開始9分にいきなり汰木のスルーパスを受けてからの左足シュートで先制ゴールを決めます。
まだ、浦和というチームのやり方には慣れておらず、周りの選手の動きがわからないのでパスがずれる場面も見られましたが、前線でハードワークしながらスピードで相手DFを振り切り、精度のある左足シュートを生かす選手だというところは見えてきました。興梠慎三を左利きにしたような選手で、これからノルウェーリーグ得点王の能力を見せて行って欲しいです。
もっとも、柏が3-4-3でしかも両アウトサイドを前に出して圧力をかけてくるやり方に苦しんだ試合でもありました。球際については両チームとも厳しく行った試合で、柏は高い位置で回収してシュートで終わる攻撃ができていました。GK鈴木彩艶の好守で防いだものの、前半のシュート数では柏が上だった、苦しい内容でした。その球際の厳しさは、柏FWペドロ・ハウルの負傷交代という形でも出ることになります。
しかし、このハウルに代わって投入されたアンジェロッティが、柏のキーマンになります。ラグビー選手のような体格で相手DFを追い回すアンジェロッティは、選手交代直後でマークが曖昧だった浦和の盲点を突いてFKからのヘディングシュートで同点に追いつくと、小泉のファウルで得たPKを決めて2得点に絡む活躍を見せます。浦和はサイドを使いたい様子でしたが、汰木がフリーでシュートを打てるチャンスがありながらスルーしてしまう、福岡戦から続く積極性のなさが出てしまいます。
CKの流れで3点目を取られた浦和の勝機はついえたかに思えました。しかし、この試合で敗れるとルヴァン杯の決勝トーナメント進出が難しくなる浦和は、ロスタイムに反撃を見せます。CKからの折り返しを、途中出場の伊藤敦樹が豪快なダイレクトボレーで蹴り込んで1点を返すと、DFラインの裏に抜け出した関根がGKの横を抜くシュートで同点ゴールを得ました。
試合はそのまま3-3で引き分けました。この引き分けで、浦和は最終節の横浜FC戦に勝利すれば、2位以内が確定しプレーオフステージに進出できます。引き分け以下では敗退とはいえ、この状況に持ち込んだのもチームの力です。伊藤敦樹がようやく見せてくれた積極性が、チームを変えてくれたのではと思いたいです。
まだ、浦和というチームのやり方には慣れておらず、周りの選手の動きがわからないのでパスがずれる場面も見られましたが、前線でハードワークしながらスピードで相手DFを振り切り、精度のある左足シュートを生かす選手だというところは見えてきました。興梠慎三を左利きにしたような選手で、これからノルウェーリーグ得点王の能力を見せて行って欲しいです。
もっとも、柏が3-4-3でしかも両アウトサイドを前に出して圧力をかけてくるやり方に苦しんだ試合でもありました。球際については両チームとも厳しく行った試合で、柏は高い位置で回収してシュートで終わる攻撃ができていました。GK鈴木彩艶の好守で防いだものの、前半のシュート数では柏が上だった、苦しい内容でした。その球際の厳しさは、柏FWペドロ・ハウルの負傷交代という形でも出ることになります。
しかし、このハウルに代わって投入されたアンジェロッティが、柏のキーマンになります。ラグビー選手のような体格で相手DFを追い回すアンジェロッティは、選手交代直後でマークが曖昧だった浦和の盲点を突いてFKからのヘディングシュートで同点に追いつくと、小泉のファウルで得たPKを決めて2得点に絡む活躍を見せます。浦和はサイドを使いたい様子でしたが、汰木がフリーでシュートを打てるチャンスがありながらスルーしてしまう、福岡戦から続く積極性のなさが出てしまいます。
CKの流れで3点目を取られた浦和の勝機はついえたかに思えました。しかし、この試合で敗れるとルヴァン杯の決勝トーナメント進出が難しくなる浦和は、ロスタイムに反撃を見せます。CKからの折り返しを、途中出場の伊藤敦樹が豪快なダイレクトボレーで蹴り込んで1点を返すと、DFラインの裏に抜け出した関根がGKの横を抜くシュートで同点ゴールを得ました。
試合はそのまま3-3で引き分けました。この引き分けで、浦和は最終節の横浜FC戦に勝利すれば、2位以内が確定しプレーオフステージに進出できます。引き分け以下では敗退とはいえ、この状況に持ち込んだのもチームの力です。伊藤敦樹がようやく見せてくれた積極性が、チームを変えてくれたのではと思いたいです。