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広島戦プレビュー

2021-05-24 22:38:56 | 浦和レッズ
今度の水曜日、浦和レッズはアウェイのエディオンスタジアム広島で、サンフレッチェ広島と対戦します。広島はここまで6勝6分け5敗の勝ち点24で9位という位置につけています。17試合で20得点18失点と、1試合1点以上取れる攻撃力を持っています。もっとも、得点者は分散しており、トップ下で出場することの多い浅野雄也(元広島FW浅野拓磨の弟)の4得点がチームトップです。

広島はFC東京や甲府、U-17日本代表でも指揮を執ったベテラン監督の城福浩監督が4年目の指揮を執ります。広島伝統となっている3-6-1の布陣のようで、1トップには横浜FMから加入のジュニオール・サントスが入ることが多いです。4-4-2の浦和としては、ポジション的にマークしにくい相手選手が出てくる、いわゆる「ミスマッチ」が起こりやすい試合になるでしょう。

この布陣の強みは両アウトサイドです。4バックの相手には3バックのアウトサイドの選手は守りにくく、浦和が1トップ2シャドーを消しに行くとその隙を突いて上がってくることもできます。浦和としては自陣に2ラインを引きながら、DFとMFで連携しながら守る、難しいゲームコントロールが必要になる相手です。もっとも、ミシャ時代の広島とは違って、無理に前に人数はかけて来ないでしょう。

浦和はこの試合でも、ここまでうまく行っているボールを持てるサッカーを目指したいでしょう。最近の浦和の良さに、多少流れが悪くなっても辛抱できる点があり、神戸戦も相手のポゼッションに押し込まれながら我慢して勝利に持ち込んでいます。浦和としては、まずは相手に早い時間で失点しないことが大事で、GK鈴木彩艶を中心とした守りでも機能する試合を進めながら、好調のユンカーの得点力を生かしたいです。

ユンカーはここまで3試合連続ゴールで、早くもチームトップになる4得点を挙げています。ほとんどのシュートが左足で、相手DFも左足のコースを消しに行くでしょうが、それでも強引に左足で打てる選手です。特に、ゴール前でフリーになったら外さない信頼を得ており、このFWにどれだけいいボールを入れられるかがポイントとなる試合です。

浦和は神戸戦の勝利で6位まで順位を上げました。首位川崎は遥か彼方ですが、3位鳥栖とは勝ち点差5と届かない差ではありません。この、混戦になっている中位グループで上に行けるだけのポテンシャルは見せており、それをこの広島戦でも見せて欲しいものです。
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