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ボールが収まった2トップ(10/8浦和対鳥栖)

2022-10-08 21:30:29 | 浦和レッズ
今日の浦和のホーム鳥栖戦は、2-1で浦和の勝利に終わりました。ロドリゲス監督はここ2試合続いている大量失点の原因は攻撃が機能しないことと判断したようで、2トップをユンカーとリンセンに替えてきました。ここまで、4-2-3-1が定番だった浦和にとって、4-4-2は未知のパターンで、トップ下を置かないことで鳥栖のボランチにプレスに行けなくなるデメリットもある布陣です。

しかし、その心配は無用でした。鳥栖は間違いなく出てくると予想して、打ち合いに出たことが吉と出ました。鳥栖は4-1-3-2気味に、2トップの垣田、岩崎の後ろにトップ下の菊地を置いて攻めに来ました。サイドも分厚く攻めてくる鳥栖の攻撃に対し、浦和はGK西川が安定しており、鳥栖の攻撃に対しボールをキャッチしてカウンターのきっかけを作ることができていました。

また、この日の浦和は右MF大久保が好調でした。対面の左SBジエゴに対し、フィジカルコンタクトでも技術でも負けておらず、ボールをキープすることができていました。こうなれば、2トップのユンカーとリンセンのところにもボールが入るようになり、攻撃面では広島戦とは違って可能性のある場面を多く作り出すことができました。

リンセンはPSG戦では5分ほどしか見られなかったので、実質的には初めて見る選手なので特徴を追いました。裏へのボールに反応するタイプですが、遠目からでもシュートを打てる力があり、ボールを落ち着かせることもできるFWでした。上背が172cmと決して高くないので、アーリークロスを放り込むと合わないですが、地上戦でボールをつなぐことができれば何度かシュートチャンスを作ってくれそうです。

このユンカーとリンセンの連携が浦和のゴールにつながりました。好調な大久保が起点でした。大久保はジエゴを抜き去ってドリブルで切れ込み、相手DF陣がリンセンに引き付けられていてフリーになっていたユンカーに、うまくマイナスのクロスが出ました、ユンカーは落ち着いてゴール左にシュートを決めて、先制点は浦和に入りました。

どうやらユンカーとリンセンに収めることができれば、彼らが即興でそれなりの連携は見せてくれそうだと、希望を持ってハーフタイムに入ることができました。ここ2試合の不振は、1トップの松尾がフィジカルの強い相手CBにキープさせてもらえないことも原因の一つで、世界を渡り歩いてフィジカルの強い相手と対戦してきた外国人二人が、この浦和の悪い流れを止めてくれそうに思えました。

後半については明日、マニアック分析で補足します。


















































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