地元さいたま市の公園にあったライラックです。昔の歌で「リラの咲く頃バルセロナへ」がありましたが、リラはライラックのことです。特に匂いはないですが、春を告げる一つの風物詩ですね。ライラックで検索すると、北海道の特急「ライラック」が結構出てきます。
一昨日のU-23アジアカップ、日本代表対中国戦は、1-0で日本の勝利に終わりました。もっとも、この試合は日本にとってはかなり苦しい試合でした。立ち上がりは自陣に2ラインを引いて守ってきた中国の外側でうまくボールを持って、左からのクロスを松木が合わせて先制点を取り、その攻め方を続けたい様子に見えました。しかし、そのシナリオは一つのアクシデントで一変します。
センターサークル付近でボールを受けたCB西尾が、振った手が中国ボランチ賈の顔に当たり、これがVARになって悪質なファウルと判定されて西尾は退場となり、日本は前半17分で一人少なくなる大ピンチになります。ベンチの大岩監督はMFの山本を下げて西尾の抜けたCBに木村を投入して、細谷一枚をFWに残す4-4-1で残り73分を我慢する采配を打ちます。
これで余裕ができた中国は、日本がCBのところにプレスに行けなくなったので、ゆっくりとボールを回しながら日本の隙をうかがう攻めを見せます。もっとも、フリーでボールを受けられた中国右SBの5番が余裕を持ちすぎてミスをするなど、なかなか数的優位を生かせない展開です。それでも、中国の身体能力の高さはそれだけでチャンスを作ることができました。
前半で2度、中国は遠目からのシュートを枠内に飛ばしてきます。ここで効いたのはGK小久保の守備でした。ナイジェリア人とのハーフである小久保は、驚異的なばねが効く跳躍で、中国のシュートを止めてピンチを防ぎます。最も決定的だったのは後半頭の中国のアーリークロスで、FWと1対1になる大ピンチでしたが、小久保が前に出てシュートを片手で止めます。
もちろん、このままシュートを打たれ続ければ、いくら小久保でもいつかは破られてしまうでしょう。このゲームを逃げ切ることができた要因に、大岩監督が打った選手交代があり、左MFに投入された佐藤恵允が中国MFからボールを奪って、何度か左サイドをドリブルで崩したことで、日本は一方的に押し込まれる展開を避けることができました。
消耗戦になるアジアカップで、73分も数的不利で走らされた日本のチーム全体の疲労は気になりますが、それでも勝ち点3は取れました。中2日や中3日が続くこれからの戦いは厳しいものになるでしょうが、ターンオーバーもしながらチーム全員で戦い、シビアな勝負になる準々決勝に向けて良い状態で迎えて欲しいものです。
センターサークル付近でボールを受けたCB西尾が、振った手が中国ボランチ賈の顔に当たり、これがVARになって悪質なファウルと判定されて西尾は退場となり、日本は前半17分で一人少なくなる大ピンチになります。ベンチの大岩監督はMFの山本を下げて西尾の抜けたCBに木村を投入して、細谷一枚をFWに残す4-4-1で残り73分を我慢する采配を打ちます。
これで余裕ができた中国は、日本がCBのところにプレスに行けなくなったので、ゆっくりとボールを回しながら日本の隙をうかがう攻めを見せます。もっとも、フリーでボールを受けられた中国右SBの5番が余裕を持ちすぎてミスをするなど、なかなか数的優位を生かせない展開です。それでも、中国の身体能力の高さはそれだけでチャンスを作ることができました。
前半で2度、中国は遠目からのシュートを枠内に飛ばしてきます。ここで効いたのはGK小久保の守備でした。ナイジェリア人とのハーフである小久保は、驚異的なばねが効く跳躍で、中国のシュートを止めてピンチを防ぎます。最も決定的だったのは後半頭の中国のアーリークロスで、FWと1対1になる大ピンチでしたが、小久保が前に出てシュートを片手で止めます。
もちろん、このままシュートを打たれ続ければ、いくら小久保でもいつかは破られてしまうでしょう。このゲームを逃げ切ることができた要因に、大岩監督が打った選手交代があり、左MFに投入された佐藤恵允が中国MFからボールを奪って、何度か左サイドをドリブルで崩したことで、日本は一方的に押し込まれる展開を避けることができました。
消耗戦になるアジアカップで、73分も数的不利で走らされた日本のチーム全体の疲労は気になりますが、それでも勝ち点3は取れました。中2日や中3日が続くこれからの戦いは厳しいものになるでしょうが、ターンオーバーもしながらチーム全員で戦い、シビアな勝負になる準々決勝に向けて良い状態で迎えて欲しいものです。