先日の東武スカイツリーライン、とうきょうスカイツリー駅まで乗りました。途中北千住までは複々線で新しい路線のように見えますが、北千住と浅草の間の複線区間に味がありました。途中の牛田駅や堀切駅などは、昭和の雰囲気が残る、自分の少年時代からあるような駅でした。こんな、東京のど真ん中に、こういう路線があるのは、ちょっと発見したような気分でした。
ちょっと前の試合になりますが、W杯アジア2次予選の最終戦、日本対シリアは5-0で日本の勝利に終わりました。シリアは前節の北朝鮮戦を0-1で敗れており、自力での最終予選進出にはこの日本戦を勝たなければならない条件でした。これに対し、日本はここまで5戦全勝で最終予選進出は決まっており消化試合です。シリアが見せてくる気迫の前に、気圧されて押し込まれる展開も考えられました。
しかし、日本が立てた作戦で、その心配を無用にできました。日本はミャンマー戦でも見せていた3バックで入ってきました。もっとも、3バックの陣容は冨安、板倉、町田とCBタイプ3人で、アウトサイドには攻撃的MFの堂安律、中村敬斗という、極端な話両アウトサイドには自陣に戻って来なくてもいいという思い切った「前後分断」の手でした。後ろはCB3人で必ず守り切れるから思い切って攻撃に行けというメッセージを感じます。
その手が当たりました。思い切って上がった中村敬斗のところにボールが入ると、中村敬斗のクロスを中央にいたCFの上田が頭で合わせ、日本は開始3分という早い時間で1点リードを奪いました。3トップで攻めたかったはずのシリアは、自陣に2ラインを引いて守るような形に押し込まれ、4-4-1-1気味の守備的布陣になってしまいました。これでは、日本相手の勝利は望むべくもない展開です。
その通り、前半の早い時間で、カウンターで受けた久保建英からの展開で、堂安律が相手DFに仕掛け、DFの隙間のわずかなスペースを狙ったシュートで2点目を入れます。こうなれば日本の狙い通りの展開で、久保建英のシュートが相手オウンゴールとなった3点目で、試合はほぼ決まりました。シリアも、アルゼンチンからの帰化選手を二人入れて勝ちに来ましたが、今やアルゼンチンの1部リーグ「ロサリオ・セントラル」程度の名前でビビるような日本代表ではなかったです。
これで余裕ができた日本は、後半の頭から中村敬斗を下げて伊藤洋樹を投入して、試合の途中で4バックに布陣を変更してきました。これは最終予選対策と見て良く、最終予選の相手となれば3バックで守り切れない相手もいるだろうと、いつもの4バックの感覚を取り戻しておきたいという狙いもあったでしょう。シリアに3点ビハインドを逆転するようなパワーはなく、試合は最後2点を追加した日本が5-0という圧勝で終わることになりました。
今回の日本代表は、南野がフランスリーグで9得点、久保建英もスペインリーグで好調を維持し、一番チーム状態がいいときです。このシリア戦で「試合疲れ」が出て動きが鈍いと不安でしたが、結果は力の差を見せつけました。最終予選は楽に勝てるような相手はいないでしょうが、それでも今回からアジア枠が8に広がっており、W杯出場はノルマとして期待したいです。
しかし、日本が立てた作戦で、その心配を無用にできました。日本はミャンマー戦でも見せていた3バックで入ってきました。もっとも、3バックの陣容は冨安、板倉、町田とCBタイプ3人で、アウトサイドには攻撃的MFの堂安律、中村敬斗という、極端な話両アウトサイドには自陣に戻って来なくてもいいという思い切った「前後分断」の手でした。後ろはCB3人で必ず守り切れるから思い切って攻撃に行けというメッセージを感じます。
その手が当たりました。思い切って上がった中村敬斗のところにボールが入ると、中村敬斗のクロスを中央にいたCFの上田が頭で合わせ、日本は開始3分という早い時間で1点リードを奪いました。3トップで攻めたかったはずのシリアは、自陣に2ラインを引いて守るような形に押し込まれ、4-4-1-1気味の守備的布陣になってしまいました。これでは、日本相手の勝利は望むべくもない展開です。
その通り、前半の早い時間で、カウンターで受けた久保建英からの展開で、堂安律が相手DFに仕掛け、DFの隙間のわずかなスペースを狙ったシュートで2点目を入れます。こうなれば日本の狙い通りの展開で、久保建英のシュートが相手オウンゴールとなった3点目で、試合はほぼ決まりました。シリアも、アルゼンチンからの帰化選手を二人入れて勝ちに来ましたが、今やアルゼンチンの1部リーグ「ロサリオ・セントラル」程度の名前でビビるような日本代表ではなかったです。
これで余裕ができた日本は、後半の頭から中村敬斗を下げて伊藤洋樹を投入して、試合の途中で4バックに布陣を変更してきました。これは最終予選対策と見て良く、最終予選の相手となれば3バックで守り切れない相手もいるだろうと、いつもの4バックの感覚を取り戻しておきたいという狙いもあったでしょう。シリアに3点ビハインドを逆転するようなパワーはなく、試合は最後2点を追加した日本が5-0という圧勝で終わることになりました。
今回の日本代表は、南野がフランスリーグで9得点、久保建英もスペインリーグで好調を維持し、一番チーム状態がいいときです。このシリア戦で「試合疲れ」が出て動きが鈍いと不安でしたが、結果は力の差を見せつけました。最終予選は楽に勝てるような相手はいないでしょうが、それでも今回からアジア枠が8に広がっており、W杯出場はノルマとして期待したいです。