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マンC対横浜FM戦マニアック分析

2023-07-25 22:11:57 | ワールドサッカー
マンチェスターシティ(以下シティ)対横浜FM戦、注目のノルウェー代表FWハーランドは、試合前のアップではそんなに激しく動いていなかったので、出場は期待していませんでした。生写真が撮れたのでそれでいいかなと思っていると、後半頭からほぼ総入れ替えになったシティのCFとして出場してきました。彼の個人技についてはまた別に書こうと思いますが、この投入で試合が変わりました。

ハーランドの投入で、クロスを合わせるターゲットができたことで、シティはリザーブリーグの右MFボブがサイドを仕掛け、合わせれば点になると確信できたように見えました。それは当たり、右サイドでフォーデンが出したパスに対し、ハーランドはマークに来たエドゥアルドを軽くかわして、ダイレクトでゴールに蹴り込んであっさり3点目を入れました。ハーランドのレベルなら、少し遅れ気味だったエドゥアルドのマークなどは「マークではない」ようでした。

また、ハーランドはスピードがあるところも見せます。12分、カウンターからハーランドがドリブルするとかなり長い距離を運び、ゴメスに出してリターンをもらおうとしましたが、これは惜しくもクリアされます。シティはCKやFKで、いつ始めるかわからないテクニックも見せており、敵陣で得たベルナルド・シウバのFKは意表を突いて横に出し、ゴメスのクロスをラポルトが頭で合わせるもクロスバーの上でした。

前半のメンバーと違って、アンカーのロドリがある程度自由度を持ってプレーできており、ここから放つミドルシュートでシティに4点目が入り、ゲームはほぼ決まります。サイドはゴメスとボブが走って埋め、ロドリは横浜FMのDFラインが下がっていると見ると上がってシュートを狙う、チームとしてのバランスの良さはさすがグアルディオラ監督のチームでした。

それでも、横浜FMもシティのDFラポルトとGKオルテガの連携ミスに、走り込んでいた井上が合わせて、3-4と追撃のゴールも見せました。横浜FMが旗印とする攻撃サッカーでシティの攻撃サッカーの裏を取ると面白い試合になると期待していましたが、その期待には応えた格好です。もちろん、これは親善試合なのでシティも1点リードを時間稼ぎで守るようなせこい手は使わず、最後まで5点目を取りにきました。

最後のロスタイム、カンセロのサイドの仕掛けからのクロスは誰にも合わないかに思えました。しかし、ハーランドだけはあきらめておらず、これに追いついて5点目を決めて試合は5-3でシティの勝利に終わりました。両チームともに攻め、これが売りだというところが伝わってきた、いいゲームだったと振り返ります。






































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