昨日はスポーツネタは数多くありました。バレンティンの55号ホームランや浦和レディース新監督に吉田靖氏などがありましたが、私は元大関把瑠都の引退を最初に書こうと思いました。把瑠都は膝に負傷を抱えており、二場所の休場で今場所の番付は十両でした。本人のコメントでは「もう故障が治らない」と28歳の若さでの無念の思いの引退です。
把瑠都という力士の印象は深いです。たぶん、私が今まで見ていた力士の中で、最も相撲の取り口が下手で出世した力士です。エストニアでは飲み屋の用心棒をやっていたところを尾上部屋にスカウトされたという、異色の経歴を持ちます。引退後は角界に残らないので、エストニアに帰国してもう一度飲み屋の用心棒になる可能性もありますが。
彼の相撲は、肩越しだろうと何だろうととにかく上手を取る相撲です。その引っ張り込みに行くところをはずで押し切れば攻略できそうにも見えますが、把瑠都の場合圧倒的な身体能力の高さがあって力任せで十分相撲になる力士でした。そのため、十両を全勝で通過するなど下位相手には滅法強かったですが、相撲のうまい朝青龍や白鵬が相手だとうまさ負けする力士でした。
そんな相撲で大関に上がれるのだから、持って生まれた身体能力は相当のレベルです。たぶん力比べをすれば、体の大きさでは把瑠都を上回る琴欧洲にも勝てると思います。相撲の技術を身につければ横綱も狙えると、期待していましたが、技術を身につける前に負傷で大関を陥落してしまったのは残念です。
それでも、優勝をすることもできましたし、大関にも在位できました。相撲をやっていて良かったという思いは十分出来たのではと思います。相撲のプロは、日本語も覚え和装の必要もあり、日本の伝統文化を受け継ぐという独特なプロです。日本最古のプロスポーツだけに外国人の把瑠都には面倒なしきたりだったかもしれませんが、飲み屋の用心棒を続けるよりはいい経験ができたと思います。
把瑠都の奥さんはロシア人です。家庭内の会話はロシア語の可能性は高く、エストニアで暮らすかロシアで暮らすかはわかりませんが、彼の第二の人生が幸せであるよう願っています。
把瑠都という力士の印象は深いです。たぶん、私が今まで見ていた力士の中で、最も相撲の取り口が下手で出世した力士です。エストニアでは飲み屋の用心棒をやっていたところを尾上部屋にスカウトされたという、異色の経歴を持ちます。引退後は角界に残らないので、エストニアに帰国してもう一度飲み屋の用心棒になる可能性もありますが。
彼の相撲は、肩越しだろうと何だろうととにかく上手を取る相撲です。その引っ張り込みに行くところをはずで押し切れば攻略できそうにも見えますが、把瑠都の場合圧倒的な身体能力の高さがあって力任せで十分相撲になる力士でした。そのため、十両を全勝で通過するなど下位相手には滅法強かったですが、相撲のうまい朝青龍や白鵬が相手だとうまさ負けする力士でした。
そんな相撲で大関に上がれるのだから、持って生まれた身体能力は相当のレベルです。たぶん力比べをすれば、体の大きさでは把瑠都を上回る琴欧洲にも勝てると思います。相撲の技術を身につければ横綱も狙えると、期待していましたが、技術を身につける前に負傷で大関を陥落してしまったのは残念です。
それでも、優勝をすることもできましたし、大関にも在位できました。相撲をやっていて良かったという思いは十分出来たのではと思います。相撲のプロは、日本語も覚え和装の必要もあり、日本の伝統文化を受け継ぐという独特なプロです。日本最古のプロスポーツだけに外国人の把瑠都には面倒なしきたりだったかもしれませんが、飲み屋の用心棒を続けるよりはいい経験ができたと思います。
把瑠都の奥さんはロシア人です。家庭内の会話はロシア語の可能性は高く、エストニアで暮らすかロシアで暮らすかはわかりませんが、彼の第二の人生が幸せであるよう願っています。
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