マンC対横浜FM戦プレビュー

7/23に、イングランド・プレミアリーグ優勝とFA杯優勝、欧州CL優勝と3冠を達成したマンチェスターシティ(以下シティ)が来日して、横浜FMと親善試合を行います。このカードは4年前にもこの夏の時期に行われました。もっとも、当時は横浜FM側のゴール裏のチケットしか残っていなかったので、写真やシティの練習風景の観察などは今の自分が満足いくレベルではありません。

今回はそのリベンジにもなります。当時の試合のことはよく覚えています。当時の横浜FMは元豪州代表監督のポステゴグル監督が率いており、その強気な攻撃サッカーがうまくシティの攻撃サッカーの裏を取って、意外にも面白い試合になりました。シティの速攻に対して、GK朴が前に出てギリギリでクリアして、ピンチをしのいだ場面も思い出せます。

もっとも、当時のシティは南米選手権で1トップタイプのアグエロ、ジェズスを欠いており、1トップに入っていたのはウイングタイプのスターリングでした。そのため、クロスを中央に合わせるサッカーはしにくい条件で、このメンバーなら当然とも言えた「走り合い」の展開でした。それでも、前半は遠藤渓太のゴールで追いついた横浜FMが1－1の同点で折り返す健闘を見せました。

それでも、最後は力の差が出て、3-1でシティの勝利に終わったのが当時の試合でしたが、当時は強豪ではあったものの世界トップレベルではなかったシティが、今回は世界一のチームとなって戻ってきています。常識的に考えれば、シティがボールを支配して、横浜FMは何か反撃の機会を得ることができれば健闘かと言われるレベルでしょう。

今回はバックスタンド1階の見やすい席を確保したので、いろいろと写真を狙うつもりです。誰を見ても世界トップレベルという豪華なメンバーが、どんな練習をしているかも、楽しみになってくる試合です。欧州CL決勝で負傷したデブルイネが来ない様子ですが、今回は南米選手権もアフリカ選手権もない時期なので、ベストメンバーに近いシティが見られるのも楽しみです。

特にお目当てはハーランドです。ポストプレーをしてから、スピード型FW並みの加速を見せるレベルの高いFWで、彼がどこまで本気でプレーしてくれるかが、この試合の楽しみです。