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最後に開いた扉(11/3川崎F対浦和)

2021-11-03 20:31:15 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイ川崎F戦は、1-1の引き分けに終わりました。ACL圏の3位を狙うためには勝ちたかった試合でしたが、相手が首位川崎なので勝ち点は1点でも大きいと思うことにします。このゲームは、なかなかの好ゲームで、ボールを保持したい川崎に対し、浦和は高い位置で奪ってからのショートカウンターが狙いと、両者の狙いが交錯した試合になりました。

この日はトップ下で起用されていた小泉が好調な様子で、序盤にそのショートカウンターから前線に走り込んでいた汰木にパスを通すなど攻めの起点になっていました。このチャンスは、残念ながら汰木が気負いすぎてトラップが乱れ、チャンスにはならなかったものの、川崎DF陣に対して一歩間違えれば怖いという脅威を与えることはできたと思います。

先に決定機を迎えたのは浦和でした。小泉のスルーパスに、酒井宏樹が登里に競り勝ってフリーになり、このクロスを江坂がシュートしますが、GKチョン・ソンリョンの好セーブに阻まれます。こういうチャンスを逃すと川崎に流れが行くという一般的なイメージ通りの展開となり、川崎はCKから、江坂とダミアンが競ってこぼれたところをジェジェウが合わせて、貴重な先制点を得ました。

セットプレーのこぼれは計算できないプレーですが、欲を言えば浦和としては無理にクリアを狙わずにCKに逃れて欲しかったという思いも若干はあります。これで浦和は1点を追って無理をせざるを得なくなり、ボランチの平野を下げてFWの興梠を入れて、ボランチに小泉を下げるという、緊急時限定のオプションを実行せざるを得なくなります。

それでも、攻めるしかなくなった浦和はゴール前に迫り、何度も川崎にシュートを浴びせました。しかし、そのシュートは川崎DF陣が正確にブロックして、なかなかGKチョン・ソンリョンのところまで飛びませんでした。このまま1点差で逃げ切られるのかと頭をよぎった頃、伊藤敦樹のシュート性のクロスをチョン・ソンリョンがパンチングしたのが酒井宏樹のところにこぼれ、酒井宏樹は倒れ込みながらゴールに流し込んで、浦和はこの負け試合を引き分けに持っていく執念を見せました。

今季、1試合平均1点以下の失点数の川崎から1点取れたのは大きく、浦和もこの夏の移籍市場でチーム力を上げて、王者川崎に来季は挑戦するという名乗りを挙げられたゲームではないかと思います。まだ、天皇杯で当たる可能性もあり、川崎にちょっと嫌なイメージを残せたかなと、サポーター的には満足です。

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