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レスター対リバプール

2018-10-01 21:27:22 | ワールドサッカー
J-SPORTSで、以前行われていたレスター対リバプールのビデオを見ていました。リバプールが開幕7連勝と好調なスタートを切っており、リバプールの強さの秘密がわかればというのが見た動機です。リバプールは、プレスサッカーでドルトムントを躍進させた実績のあるクロップ監督が率いており、この試合でももちろんプレスは見せました。

しかし、ボール保持率を見ると意外にもレスターもボールを持っています。リバプールはアウェイということもあり、無理に高い位置からは行かなかった印象です。4-3-3と表記されるリバプールですが、左サイドのマネが守備のときはMFのラインまで引いており、守備のときは4-4-2で低い位置に2ラインを引く粘りのサッカーもできるように見えます。

レスターはピュエル監督がボールを保持するサッカーを目指しています。攻撃の中心だったマレズをマンチェスターシティに引き抜かれており、右MFはマレズと同じアルジェリア人のゲザルが入っています。フランスリーグ、モナコからの移籍で、マレズほどの得点力こそないもののボールが持てるMFです。これまた新加入の21歳、マディソンをトップ下に置き、4-2-3-1でリバプールを押し込む場面も多く作りました。

しかし、レスターにボールを持たれるのはリバプールの作戦の一つだったようです。レスターが出たところにプレスをかける、実況では「ゲーゲンプレス」と呼んでいた戦略で、レスターボールを奪ってからの速攻が狙いでした。リバプールはマネやサラーなど、スピード型のFWを多く持つので、そのスピードを生かすためのショートカウンターでした。

その狙いが成功し、マネが先制するとCKからフィルミーノにゴールが生まれ、2-1でリバプールの勝利に終わりました。レスターのベンチにいた岡崎は途中出場でトップ下に入っていました。動いてボールを奪うのが彼に課せられたノルマでしたが、確かに動いてはいましたが、20分に満たない出場時間では何ができたとは言えない結果に終わりました。

リバプールも、上位相手にはもちろん違った策もあるはずで、これからトットナム戦などのビデオを見るのが楽しみです。

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