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まだまだ、しばらくオフネタの思い出話になりますが、2012年に浦和でプレーしたFWポポの思い出です。ポポは柏、神戸、浦和と日本に長く在籍する選手で、現在は磐田に所属しています。彼の長所は並外れた走力で、35歳になった今でも磐田のキャンプで走り回っています。
柏時代は、うまいけれども全然走らないFWフランサの穴を埋めるべく、懸命に走っていた汗かき役でした。当時の石崎監督のサッカーはダブルボランチに二人とも守備的な選手を使って、前の4人の創造性に任せるサッカーだったので、ポポは創造性にも寄与しながら守備もする、難しい役割をこなしていました。
浦和でチームメイトになったマルシオはブラジルで同郷の出身で、子供の頃から仲が良かったと聞きます。遠い日本で再会できたのは彼にとっては素晴らしい偶然でした。ただ、ミシャサッカーでポポに最適なポジションはトップ下で、マルシオと同じポジションなのは不運でした。
ポポは1トップに回り、原口とポジション争いをすることになりました。それでも、瞬間的なスピードでは原口を上回り、カウンターのピンチでは素早く戻って守備をする、真面目な選手でした。ただ、1トップとして見ると、3点という結果は物足りないと思われても仕方ありません。
スピードで抜け出す動きと、ボールを受けやすい体の向きは彼の高いサッカーセンスを感じましたが、シュートが打てそうな場面でパスを選択することに、少し物足りなさも感じていました。ただ、地味なところで働く運動量は日本向きの選手で、浦和を契約満了で退団してからすぐに神戸からオファーが来たところは彼の実力を感じました。
また、ポポはロスタイムに点を取ってチームを2度(柏戦、天皇杯讃岐戦)勝利に導いたメンタルの強さも評価しています。たとえスタメンを外されて、大原の日曜日の練習試合に回されても、そこでちゃんと点を取っていたことは決して忘れません。
こういう姿勢は是非原口に見習って欲しいところです。原口が9番を背負う以上、人間的にも中心選手の自覚を持てるように期待しています。
柏時代は、うまいけれども全然走らないFWフランサの穴を埋めるべく、懸命に走っていた汗かき役でした。当時の石崎監督のサッカーはダブルボランチに二人とも守備的な選手を使って、前の4人の創造性に任せるサッカーだったので、ポポは創造性にも寄与しながら守備もする、難しい役割をこなしていました。
浦和でチームメイトになったマルシオはブラジルで同郷の出身で、子供の頃から仲が良かったと聞きます。遠い日本で再会できたのは彼にとっては素晴らしい偶然でした。ただ、ミシャサッカーでポポに最適なポジションはトップ下で、マルシオと同じポジションなのは不運でした。
ポポは1トップに回り、原口とポジション争いをすることになりました。それでも、瞬間的なスピードでは原口を上回り、カウンターのピンチでは素早く戻って守備をする、真面目な選手でした。ただ、1トップとして見ると、3点という結果は物足りないと思われても仕方ありません。
スピードで抜け出す動きと、ボールを受けやすい体の向きは彼の高いサッカーセンスを感じましたが、シュートが打てそうな場面でパスを選択することに、少し物足りなさも感じていました。ただ、地味なところで働く運動量は日本向きの選手で、浦和を契約満了で退団してからすぐに神戸からオファーが来たところは彼の実力を感じました。
また、ポポはロスタイムに点を取ってチームを2度(柏戦、天皇杯讃岐戦)勝利に導いたメンタルの強さも評価しています。たとえスタメンを外されて、大原の日曜日の練習試合に回されても、そこでちゃんと点を取っていたことは決して忘れません。
こういう姿勢は是非原口に見習って欲しいところです。原口が9番を背負う以上、人間的にも中心選手の自覚を持てるように期待しています。
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